Rockfield's Diary

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後出しジャンケン

言霊というのはやはりあるようです。数日前に、このダイアリーで本物のメロンが食べたいと書きましたが、なんとそれが実現しました。それもスーパーで売っているカットフルーツなどではありません。

ご覧ください。カットされたものではありますが、立派な大玉のメロンです。シールには「ふらのメロン」と書いてあります。

メロンと言えば夕張メロンが有名ですが、知名度は劣るけれど富良野メロンも負けず劣らず美味しいよ、という話をずいぶん前に聞いたことがあります。そのころ東京のスーパーなどでも少しずつ富良野メロンを見かけるようになりました。

そんな富良野メロンをご近所からいただいたので、夕食後のデザートとして賞味しました。久々の高級メロン、とても美味しかったです。大満足の味でした。やはり、たまには食べたいものですね。

さて、昨晩の「乃木坂工事中」で乃木坂46の36枚目シングル選抜メンバーが発表されました。ネット上ではいろいろな情報が飛び交っていましたし、誰が選抜に選ばれるのか、誰がセンターを務めるのか、そういう話題がファンにとっては楽しいものです。

ただネット社会の弊害なのか、誹謗中傷、自分だけが正しいと信じて疑わないような意見が散見どころか、かなり多く見られるのは悲しいことです。ファンじゃない人やアンチなのでしょうけど、あえてネットに書き込む必要性が感じられません。

さて発表されてから予想を書くのは後出しジャンケンと言われても仕方ありませんが、事前予想ではセンター五百城茉央という声が大きかったように感じます。でも、あたしは五百城茉央はセンターというタイプではないと思っています。五期生曲のセンターを務めはしましたが、グループ全体のセンターという印象は持っていませんでした。

ファンの間では「人気から見て、某々が最有力」「センターじゃないのはおかしい」という意見が見られますが、その「人気」というもの、誰がどうやって客観的に計測しているのでしょう。ミーグリの完売速度やグッズの売上など個人戦の指標もありますが、あくまで一部ですしファンからは内情までは見えませんから。ですから、ネットでファンが「人気から考えると……」という意見、あたしは信用していません。

とはいえ、そんなものよりももっと客観性が低いですが、やはりセンターに向いている人とそうでない人っていると思うのですよね。フォーメーションのどこに置いても目を惹かれる人と、センターに置くことによってより輝く人といのがあると思います。

筑摩書房が厚い!

最近は気付くと筑摩書房の本を買っている気がします。それだけあたしの琴線に触れるタイトルが多いということなんでしょう。

そんな中、最近購入した『日中15年戦争』がかなり分厚い一冊でした。なんでもかつて他社で刊行されていた上中下の三巻本を一巻にまとめてしまっているのだとか。それでは厚くもなるはずです。

もともとちくま学芸文庫は分厚いタイトルが多い印象を持っていましたが、本書はその中でも一、二を争う厚さなのではないでしょうか。きちんと調べたことはありませんが、そんな気がするくらい分厚い一冊です。

ちくま学芸文庫に比べると薄いものが多いちくま新書ですが、こちらもここ数年は分厚いタイトルが増えているように感じます。最近ですと、『アッシリア』や『アフリカ哲学全史』などは、そもそも新書ではなく、単行本の上製で刊行すべきタイトルなのではないかと思います。

数日前の新聞記事にもありましたが、文庫が1000円の壁を突破して数年が経とうとしています。この間、読者の間にも文庫や新書が安くてお手軽という意識は薄くなり、厚みのあるものだったら、それなりの定価になるという新(?)常識が定着しつつあるようです。そうなると出版社も値段を上げやすくなりますし、それに応じて分厚いタイトルも作りやすくなっているのかも知れません。

そういう流れがよいことなのか否か、俄には判断できません。もちろん資材など諸々の価格が高騰しているので、書籍だって正当な対価をもらわなければ出版活動が成り立ちません。もともと本は安すぎた、という意見も聞かれます。その一方、文庫や新書の性格を考えるのであれば、1000円の壁突破はよいとしても、際限のない高価格化や頁数増加は一考すべきなのかも知れません。

と、他社のやり方に口を出す資格など、平気で500頁を優に超える上下本を毎月のように刊行している出版社勤務のあたしにはありませんが、分厚くなる文庫や新書に対して、筑摩書房の単行本は、ご覧のようにますます薄くなっているような気がします。

というわけで、本日のダイアリーのタイトルを見て「厚い」じゃなくて「熱い」じゃないの、と思われた方もいらっしゃると思いますが、あえて「厚い」で書いた次第です。

たまには本物が食べたい

チョコのDARSに期間限定でこんなフレーバーが発売されていました。メロン味です。

チョコとメロンってどうなのかな、思ったのですが、あたし個人の感想としては、思いのほか美味しかったです。チョコとしても美味しいですし、メロンも十分感じられます。

しかし、メロンを味わうと、やはり本物のメロンが食べたくなります。スーパーでカットされたメロンを買ってみることはありますが、そこまで不味くはないものの、本場で食べるメロンにはかないません。

このチョコを食べたために、かえってメロンが食べたくなるのは皮肉なものです。

いつになったら電子化するのか?

相変わらず、本、紙の本を買ってしまいます。最近は多くの本が最初から電子版も刊行されているので、電子版を買えば収納場所に困ることもないのですが、やはり紙の本を買ってしまいます。

そんなあたしが、最近久しぶりに買ったのが平凡社の東洋文庫です。中国学を始めとして東洋学、否、オリエント世界の学問に携わっている人であれば、平凡社の東洋文庫のお世話になったことがある人は多いのではないでしょうか。

よくもまあ、こんなニッチな本を翻訳して出版してくれたものだ、と思うようなタイトルが目白押しのシリーズですね。東京に住んでいると、駒込にある東洋文庫という専門図書館と勘違いする人も時々いますが、こちらは平凡社のシリーズの名前です。

そんな久しぶりに買った東洋文庫に対して、最近は毎月のように何かしら買っているちくま新書、今月買ったのがこちらの2点です。

アフリカの哲学なんて、もうタイトルだけで興味津々です。アフリカに哲学なんてあるの、というのが正直な印象です。哲学があるなら、それを伝える著作もないといけないのではないかと思うのですが、果たしてどんなものでしょう。まだ読んでいないので、これからのお楽しみです。

そうしてもう一つは、あたしの専門である中国ものです。最初に書いてはありますが、「満洲」を「満州」と書くのは、実はあまり評価しないのですが、一般向けの新書という性格上割り切るしかないのでしょう。