以前にもこのダイアリーに書いたことがあると思うのですが、あたしは自宅ではしばしばお線香を焚いています。在宅勤務のPCデスクのすぐ隣でお線香を焚きながら仕事をしています。
それが一枚目の画像です。網目になっていて最後まで燃え切る線香立てを使っています。こんな風にお線香を焚いて仕事をしているのです。
もともとわが家にはお仏壇があるので、亡父の命日やお盆、お彼岸などでお線香を焚くことが多く、それ以外でもしょっちゅうお線香を焚いています。たぶん玄関を入るとお線香の香りがするのではないかと思います。
この二か月くらいは、桜の季節と言うこともあり、「京桜」というお線香を焚いています。一枚目の画像で焚いているのもこの京桜です。松栄堂の商品です。
ただ、東京では桜の季節も終わりを迎えつつあり、和菓子屋さんも桜餅から柏餅に商品が入れ替わっていますので、「京桜」というお線香もそろそろ変えようかなと考えています。
いま候補として考えているのは玉初堂の「香樹林」というお線香です。「京桜」は白檀の香りでしたが、「香樹林」は白檀の他に沈香の香りもあるようです。
あたしはそこまで香に詳しいわけではなく、白檀や沈香、どちらが好きとか嫌いとか、そういった感想は持っていません。お線香を選ぶときも、店頭で香りを嗅いでみますが、実際に火をつけて焚いてみると、印象がずいぶんと変わりますので、なかなか難しいものです。
個人的には、日本史の偉人たちがこぞって切り取ったと言われる正倉院の名宝「蘭闍待」、これがどんな香りなのか知りたいと思っていますが、そんな機会が訪れることはないでしょうね。