新書をよく読んでいます

かつては日曜の新聞紙面に掲載されていた書評欄、読書欄いつのころからか土曜日に掲載されるようになりましたね。朝日新聞の読書欄が土曜日掲載になったのは何年前でしたでしょうか。

それはさておき、先週に引き続き、今週の読書欄にもあたしの勤務先の刊行物が掲載されました。『日本の反戦非戦の系譜』です。いろいろと考えさせる本ですね。

アジア諸国や自国民にあのような悲劇をもたらした戦争を起こした日本こそは世界の反戦非戦をリードする国にならないといけないと思うのですが、むしろ平和憲法を改めて、もう一度武力を持つべきだという意見が、このところ強くなっているような気がします。憂うべき異だと思いますが、そういう国際情勢なのでしょうね。

ところで同じ今朝の朝日新聞に、こんな記事も出ていました。今年の岸田國士戯曲賞の受賞作が決まったという記事です。今年はお二人が受賞となったようです。

紙面にはルビは付いていませんし、演劇界の方であれば常識なのでしょうが念のため、「岸田國士」は「きしだくにお」と読みます。よく「きしだこくど」と間違えている方もいらっしゃいますので申し添えておきます。

再び読書欄に戻りますと、最初のページの「売れてる本」に掲載されている『新・古代史』はあちこちの本屋で積まれていて、売行きも好調なようです。あたしも日本の古代史、興味があるので読んでみようと思って買ってみました。

そして今日の読書欄には他にも中公新書の『ユダヤ人の歴史』と『近代日本の対中国感情』が載っているのですが、どちらも既に読み終わっております。非常に面白かったです。さすがは中公新書という一冊、否、二冊でした。

そして古代史に興味があるので、『新・古代史』と共に『ヤマト建国の真相』も買っておきました。あたしが生きているうちに、邪馬台国論争に決着は付くのでしょうか。