あれもこれも収集してきました!

先週の月曜から金曜まで、四泊五日の関西ツアーで手に入れた拡材をご紹介します。

まずは京都の出版社、法蔵館が刊行している法蔵館文庫の創刊5周年記念冊子です。刊行全点目録といった内容の冊子です。あちこちの書店でこのフェアを開催しているのを目撃しました。

法蔵館文庫も80点近い刊行点数になっているのですね。版元品切れの名著を、この文庫で復刊してくれてとてもありがたいと思っています。文庫・新書のコーナーに法蔵館文庫の棚を常設しているとことは少ないと思いますが、むしろ人文書コーナーで単行本に交じって並んでいることが多い文庫ですね。

続きましては、京都大学学術出版会西洋古典叢書創刊20周年の記念冊子です。後半には刊行予定目録が載っていますが、前半には「西洋古典への誘い」としてギリシア・ラテンの概論が載っています。

また巻末には系譜や地図など、西洋古典を知るためにとても役に立つ資料が載っています。2017年11月に発行の非売品ですが、この内容の冊子をタダで配布してくれるなんて、太っ腹な出版社ですね。

あと二年もすると、創刊30周年ですね。また新しい冊子が作られるのでしょうか。ここに載っている刊行予定書目のうち何点が刊行されているのでしょうか。とても愉しみです。

次は大修館書店から刊行されている『世界28言語図鑑』の刊行記念フェアのチラシです。折り畳まれた両面に27言語の魅力や面白さなどが載っています。このチラシにスペイン語がないのはなぜなのかわかりませんが。こういう本、あたしの勤務先でも作れないものかなあと思いながら眺めていました。

それにしては世界にはいろいろな言葉がありますね。《ニューエクスプレスプラス》シリーズでも「○○語は出てないのですか?」といったリクエストを時々受けますが、あとはどんな言語が待たれているのでしょうか。

最後はちょっと毛色が変わって、BFCの説明チラシです。BFCとは何かと言いますと、「BOOK FAIR CHAMPIONSHIP」のことです。「全国の書店員が日本で一番面白い書店フェアの企画を競い合う王座」なのだそうです。

たぶん多数応募があった中から、先月にはベスト10が発表されたところのようです。知っている書店もありましたが、訪問したことない書店のフェアも多数含まれていました。あたしが行ったことないだけで、全国の書店では工夫を凝らしたフェアをやっているのですね。

たぶんこの10フェア以外にもたくさんの面白そうなフェアがたくさんあることでしょう。未訪問の書店にも機会を見つけて是非行ってみたくなりました。