本日は店頭で展開するときに、一緒に並べてほしい商品をいくつかご紹介いたします。まずはこちら。
中公新書から『女たちの平安後期』という新刊が刊行されました。少し前には同じ中公新書から『謎の平安前期』が刊行されていましたので、やや焦点は異なるようですが、平安時代の前期と後期が揃ったことになりますね。これは同じ中公新書ですから、書店でもそれほど遠くない場所に並ぶことでしょう。
併売と言えば、法政大学出版局から『ロベスピエール 創られた怪物』が8月に刊行されました。この隣には、あたしの勤務先から2017年に刊行された『ロベスピエール』を是非とも並べてほしいものです。
そしてもう一つ、明石書店から6月に『黒人法典』、9月に『アメリカ奴隷主国家の興亡』という本が相継いで刊行されました。この二冊は同じ明石書店の刊行物ですから近いところに並んでいると思いますが、その近くには新書サイズの小さい本ですが、文庫クセジュの『奴隷制廃止の世紀1793-1888』を並べていただけると嬉しいです。
最後に、これは海外文学です。
『青い野を歩く』のクレア・キーガンの新刊『ほんのささやかなこと』が早川書房から刊行されました。『青い野を歩く』は《エクス・リブリス》の棚に並んでいるかも知れませんが、そこからちょっと持って来て、早川の新刊と並べてみてくださいませ。