あたしは、一応は小平市民です。人生で一番長く住んでいる場所も小平市です。とはいえ、そこに郷土愛があるかと問われると、ちょっと首をかしげたくなります。あたしが小平市に越してきたのは大学四年の秋ですから、もう思春期とか多感な時期と言われる頃は終わっていて、半分か三分の一くらいは大人の仲間入りをしているような年齢です。
近所に知り合いや友達が住んでいるわけでもなく、これからそういう関係を築けるような気は全くしませんでした。やはり地元で学校に通っていないと友達もできませんし、愛着も湧きにくいですね。
とはいえ、親しみを感じないのかと言われるとそんなことはなく、それなりに小平という土地が好きではあります、具体的な理由はありませんが(汗)。
そんな小平ですが、JRの国分寺駅の駅ビル・マルイでこんなイベントがスタートします。新聞に丸井の折り込み広告が入っていて、そこに載っていました。それにしても「アイラブ小平」なのに、国分寺で開催されるなんて、複雑な気分です。
小平市というのは、多摩地区では比較的面積の広い市です。もちろん八王子のように桁違いに大きな市もありますが、それでも小平は小さい市ではありません。そしてJRは武蔵野線が走っているくらいで、中央線からは若干距離があります。市内の電車のメインは西武鉄道になります。
繁華な場所としては、西武線の一橋学園駅周辺、同じく花小金井駅周辺、それと小平駅周辺になると思います。どうしてこのイベントが国分寺で行なわれて、これらの駅周辺の商業施設で行なわれないのでしょうか? 市街の人へ向けてアピールするなら市内でやってもしょうがない、ということでしょうか。
市の中心から北側に住んでいる人は西武線を利用して都心や他の地域へ向かうと思いますが、あたしのように市の南側に住んでいる人はJRの国分寺か武蔵小金井に出る人が多いと思います。バスもそのような感じで路線が作られているようです。そして、このようなイベント行なうとすれば、国分寺のマルイか、武蔵小金井のイトーヨーカ堂しか見当たりません。
やはり国分寺で開催されるのは妥当なところなのでしょう。