それにしても「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったものですね

少し前に近所で曼珠沙華が咲いたとご報告しました。その時に報告した曼珠沙華は白い花でした。しかし、一般に曼珠沙華と言えば赤い花をイメージする人も多いのではないでしょうか。

そう思っていところ、白い曼珠沙華が咲いていた、近所の路傍の花壇に赤い曼珠沙華差咲いているのを見つけました。まだ蕾のままの株が数本ありましたので、あと数日したら群生とは言えないまでも、ちょっとは咲き乱れた感が出て来るのではないかと期待しております。

そんな一枚目の写真に対し、二枚目の写真はわが家の玄関先です。わが家でもようやく赤い曼珠沙華が咲き出しました。

先に開花した白い株は、現在は一つが終わってしまい、今が盛りと咲いているのは4株ほど、あと一つ蕾の状態の株が残っています。赤い株はわが家の玄関先では年々株が少なくなっています。やはりちゃんと育てないとダメなのでしょうか。曼珠沙華ってどうやって増えるのでしょう。毎年根が土の中に残っているのでしょうか。

ところで、あたしは曼珠沙華と呼んでいますが、世間一般には彼岸花と呼ばれています。真っ赤な花が群生しているのは三途の川の河原をイメージさせるのでしょうか。そして、その呼び名どおり、本当にお彼岸の頃に開花するのですね。不思議です。

これだけ酷暑だと言われながらも、ちゃんとお彼岸の頃に咲き、悲願と共に暑さも終息するなんて、自然というのはすごいものですし、科学的知見もなかったのに昔の人はよいことを言うなあと、改めて思います。