皆さまは、自宅で本をどのように整理しているのでしょうか。なんでもかんでも書棚に適当に並べている、という方は少ないと思います。文庫は文庫、新書は新書、単行本は単行本、雑誌は雑誌という具合に形状を揃えて書棚に並べるのが普通だと思います。
更に、ジャンルや著者などによって分類し、同じものは一緒に並べるようにしているのではないかと思います。なので、あるジャンルが増えてきて、書棚が一杯になってくると、他のジャンルの本をどかして、スペースを空けなければなりません。そういう本のまとまった移動を過去に何度も繰り返しています。
ただ、まとまって移動させるには移動先を確保しなければなりません。移動先があるからこそ本を移動させることができるわけです。ところが既にわが家の書棚はどこもかしこも本で一杯です。もう全く収納スペースがありません。
だったら新しい書棚を買えばよいのでしょうが、わが家の場合、もう書棚を置く場所がないのです。最後の手段としては、庭にイナバの物置でも設置して、まるごと書庫にするくらいですが、そんな余裕はありませんし、物置を設置するほど広い庭でもありません。
そうなると、多くの家でそうなるように、本を書棚に収納するのではなく、床に積み上げることになります。いわゆる「積ん読」です。わが家もとうとうそういう状況になってしまいました。文庫と新書、そして単行本が多いので、わが家の書架では一番肩身の狭い「選書」が積ん読になりました。
しかし、こんな解決策(?)も一時しのぎであって、じきに積ん読スペースがなくなりそうです。そうなったらどうしたらよいでしょう? そうなったらそうなったでまた考えることにしましょう。