『猫語の教科書』のポール・ギャリコの邦訳を調べてみたら、こんな本を見つけました。金原瑞人さんの解説で知ったのですが、それがこれです。
このタイトル、命の危険を感じるこの暑さの中では一服の清涼剤のように感じられますが、あたしがイメージしたのは全く別のものです。それは沢田聖子の楽曲です。
このダイアリーでは時折名前が出て来るシンガーソングライターの沢田聖子。その楽曲の一つに「雪ひとひらに」というのがあるのです。シンガーソングライターと書いておいたのに矛盾しそうですが、この楽曲は沢田聖子の作詞作曲ではありません。
でも、とてもすてきな楽曲で、あたしは大好きです。歌詞の最後に
一年経った 今ではきっと 君は誰かの 恋人だろう もうそれぞれの プライバシー ただ偶然に 会いたい
というフレーズがあって、この部分が学生時代のあたしには非常にしみました。偶然に会いたいと思っていた女の子がいたのですが、今に至るも数十年、結局会えずじまいです。
最後になりましたら、沢田聖子の「雪ひとひらに」、ぜひ聴いてください。YouTubeにいくつかアップされているのはすべて違法アップロードだと思いますし、サブスクでも配信されていないようなのですが、とてもよい曲です、ぜひぜひ。