時空と空想の広がりを

今朝の朝日新聞読書欄です。本来ですと、最近発売された各社の書籍が紹介されているはずですが、今日は夏休みに入るタイミングということもあるのでしょうか、「夏に読みたい」書籍の紹介となっています。

書評委員が3冊ずつ選んでお勧めしてくれているわけですが、必ずしも秦簡とは限らないようです。そして今回の読書欄のタイトルは「時空と空想の広がりを」とのことです。あたしが不勉強なのでしょう、このタイトルにピンと来なかったのです。申し訳ありません。

さて書評委員19名が3点ずつですから、57点の書籍が紹介されているわけですが、あたしの勤務先の刊行物も2点、取り上げていただいていました。

まずは上下本の大冊『JFK』です。言わずと知れたアメリカ大統領ケネディの評伝です。とはいえ、原書も未刊でして、この上下冊でもケネディが大統領になるところまでしか扱われていません。後編の発行はいつになるのでしょうか。

そしてもう一点が『挽歌集』です。先年亡くなった建築家・磯崎新さんが多くの著名人のために書いた追悼文を集めたものです。

「夏に読みたい」とありますが、取り上げられている書籍を見てみると、決して小中学生を対象にした特集ではないですね。もちろん、小中学生は読んではいけないというわけではありませんが、むしろ大人が夏に読むべき読書案内といったところでしょう。それでも、大人にも相当歯応えのあるラインナップだと思います。

あたしが読んだことのある本を、何冊くらい載っていたでしょうか。