どれくらいの方が見たのかわかりませんが、先週木曜日の晩にNHKで放送された「完全なる問題作」に『キャッチャー・イン・ザ・ライ』が取り上げられまして、大木に反響を呼んでいます。注文がかなり殺到しています。
とても嬉しい悲鳴ですが、この番組は今回から始まったもので、次回が軼放送されるのか、取り上げられる問題作は何なのか、いまのところ全く明らかになっておりません。
それはさておき、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』、年配の方には『ライ麦畑でつかまえて』の方が馴染みのある名称だと思いますが、ありがたいことに、この本はずーっと売れていますね。
そんなことを思っていたら、土曜の深夜に放送されているドラマ「セレブ男子は手に負えません」(テレビ朝日系)が先週最終回を迎えました。どんなドラマ化ということはおいておきまして、最終回に主要登場人物の一人、井手上漠が演じるモデルのルカがソファーに座って本を読んでいるシーンがありました。
最終回のシオンルカシーンでむぎゅってところがあるんですが、それはルカちゃんのアイデア!
ちなみにその時ルカが読んでいる本。題名がわかるとこをカットせざる負えなかったんだけど…
「ライ麦畑で捕まえて」
を読んでます。#鈴木康介 #井手上漠 #セレブ男子は手に負えません #セレません— strap 根本和政 ABC放送 #セレブ男子は手に負えません 1月20・21日放送開始 (@StrapNemoto) March 22, 2024
上に引用したのは、同ドラマの監督さんのX(旧Twitter)ですが、そこに種明かしが書いてあります。「題名がわかるところをカットせざる負えなかった」とありますが、背の部分も表紙も映っていましたから、よく見れば『ライ麦畑でつかまえて』だとわかったはずです。
手にしていたのは、Uブックス版ですが、表紙カバーにイラストがある、ずいぶん前の版になります。ちょっと懐かしかったです。
ちなみに、このシーンは、ちょっと切ないシーンでもあります。