本日の朝日新聞紙面に、今年の展覧会などの情報がまとめて載っていました。基本的には朝日新聞主催のものですよね。「行きたいなあ」と思うものや「初めて聞く名前だ」というもの、、いろいろ並んでいましたが、あたしの目を惹いたのはこの展覧会です。
国立西洋美術館で6月から8月にかけて行なわれる「内藤コレクション 写本-いとも優雅なる中世の小宇宙」です。
中世の写本と言えば、昨年末にあたしの勤務先から『中世の写本の隠れた作り手たち』という新刊を刊行したばかりですし、これまでも『中世の写本ができるまで』『写本の文化誌』といったヒット作を刊行しております。写本の美しさに負うところが多いですが、このジャンルは確実のファンがいるんですよね。この展覧会も人気の展覧会になるのではないでしょうか。
内藤コレクション
写本 — いとも優雅なる中世の小宇宙
📅 2024/6/11(火)〜8/25(日)🎨フランチェスコ・ダ・コディゴーロ写字、ジョルジョ・ダレマーニャ彩飾
《レオネッロ・デステの聖務日課書零葉》1441-48年、彩色、金、インク/獣皮紙、内藤コレクション pic.twitter.com/zEPndcMKBL— 国立西洋美術館 NMWA Tokyo (@NMWATokyo) January 4, 2024
あたしの勤務先の書籍も、美術館のミュージアムショップに並べてもらえれば、そこそこ売れるのではないかなあ、と今から取らぬ狸の皮算用をしております。あとは、この三点で書店フェアを企画しますかね。