通販は怖い?

昨日も書いた高島屋のケーキの件。

高島屋はこれ以上の調査はしないと表明したようですが、それだと監修した方のお店が風評被害に遭いそうですよね。多少の時間はかかっても、しっかり調べるべきではないでしょうか。

それはともかく、あたしは昨日のダイアリーで「崩れたケーキでも食べちゃうかもしれない」と書きました。それはつまり、自分のために注文したケーキという前提なわけです。クリスマスケーキなので自宅用という人が多かったと思いますが、別な人へ贈り物として注文した方も少なからずいたことでしょう。そうなると、崩れたケーキが届くというのは贈り主からすれば「ちょっとそれは困りますよ」と言いたくなりますね。

ニュースを見ながら、そんなことを考えていたら、こちらはふるさと納税ですが、返礼品の鰻が三河産を謳っているのに、入荷が足りず三河以外の鰻を三河産と偽っていた件。ふるさと納税に三河さんを使ってしまったので、お店で提供する鰻に三河産でないものが使われていたそうです。

しかし、これも「もしかしてふるさと納税の返礼品の鰻にも三河産ではないものがあったのではないか?」と疑いたくなってしまいます。否、そう思った人も多いのではないでしょうか。しかし、素人では三河産か三河産ではないかなど食べ比べたってわからないようですので、美味しければ結果オーライになってしまうのか。いや、これは立派な産地偽装ですね。

そして更にもう一つ。これは山梨のようですが、やはりふるさと納税の返礼品のシャインマスカットが足りず、3000件近くが未発送だそうです。これだけの量、いまさらかき集めて送るなんて無理でしょう。ニュースでは、来年シャインマスカットを送る、別の返礼品と交換するなどの対応を取っているそうですが、今年シャインマスカットが食べたかった人の思いはどうなってしまうのでしょう。

鰻もシャインマスカットも、こういった自然条件に左右されそうなものを、先にお金を払って購入するというのは、やはりちょっと怖いですね。あたしはここ数年、毎年年末に妹家族のところへ、ウニとイクラを北海道のお店から取り寄せて送っているのですが、ウニなどは漁の成果次第なので、届け日が変わってしまうこともあると、ウェブサイトに書かれています。それくらいは折り込んでおかないと、ダメなのでしょうね。