去年も書いたような気がしますが、今日、11月1日は、ワンワンワンで犬の日なのだそうです。2月22日の猫の日に比べて、あまりにも影が薄いということも、やはり去年のこのダイアリーで書いたように思います。その気持ちは今年も変わっていませんので、今年も書いてみました。
あたしの勤務先で犬の本と言ったらこの二冊、ヴァージニア・ウルフの『フラッシュ』と閻連科の『年月日』です。話の内容は対照的な2作品です。いずれも比較的短い作品なので、気になった方から手に取っていただけるとうれしいです。
そして、今日は灯台の日でもあるそうです。猫に比べて影が薄いと上で書きましたが、それでも犬に関する作品はコミックや小説、エッセイなど、それなりの数が出版されています。動物ものとしてはやはり犬と猫は断トツに多いのではないかと思います。
それに比べると灯台に関する本は写真集など何冊かあると思いますが、小説は極端に少なくなるものです。それでも、あたしの勤務先からはジャネット・ウィンターソンの『灯台守の話』を刊行しています。こちらも読み応えのある一冊です。
と言いつつ、今日11月1日は、業界としてはやはり「本の日」で盛り上げなければいけないのでしょう。111という数字の並びが、本棚に並んでいる本をイメージなのだそうですが、だったら11月11日の方がいいんじゃない、というのは言いっこなしです。