重なりがち?

今月のちくま新書の新刊、3冊を購入しました。それが写真の三点です。

現代フランス哲学』『ガンディーの真実』『問いを問う』です。今月のちくま新書は6点刊行されているわけですが、そのうちの三点ですから、半分買ったということになります。

毎月そういうわけではありません。これはちくま新書に限らないのですが、どういうわけか新書で欲しいタイトルって、ある月に集中しがちなのです。ですから、全く一冊も買わない月もあれば、今回のように刊行されたタイトルの半分も買ってしまう月もあるのです。

どうしてなのでしょう。時事的なテーマのものですと、やはり世間で今それが話題になっているから、どこの新書レーベルでも著者を探して書き下ろしてもらおうと考えるのでしょう。ある数ヶ月に何冊も刊行されることがあります。ここ最近ですとウクライナやロシア関係のものとか、北条氏や鎌倉幕府に関連するタイトルが、それこそ数え切れないほど刊行されていたと思います。

あたしの場合、一番追っているのは中国ものなので、現在の時事的なものから歴史、思想、文学と中国に関するものであれば、ひとまずチェックします。さすがに全部買うわけではありませんが、そこそこは買っています。ずいぶん前にも嫌中本が増えたことがありましたが、また最近も日本の嫌中感情に背中を押されてなのか、感情的に中国を非難するような書籍が増えているようにも感じます。もちろんそういう本は買いません。