![執事とメイドの裏表[増補版] イギリス文化における使用人のイメージ](//ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&ASIN=4560721378&Format=_SL160_&ID=AsinImage&MarketPlace=JP&ServiceVersion=20070822&WS=1&tag=rockfieldroom-22&language=ja_JP)
執事とメイドの裏表[増補版]
イギリス文化における使用人のイメージ
新井潤美 著
19世紀イギリスのミリオンセラー『ビートン夫人の家政書』によると、社交界では家庭の主婦が集まれば使用人の愚痴に夢中になったという。では、それはどんな愚痴だったのか? 本書では、伝統的な使用人がどのように文学作品に表われているかを考察しつつ、使用人についての記録やハンドブックなどを参照して、イギリス文化と文学における使用人のイメージとその実態(と、愚痴の生まれる社会的背景)を比較分析する。