乃木坂46の33枚目シングルの選抜メンバーが発表されましたね。人数は32枚目と変わらず20名でした。全部で30名ちょっとしかメンバーがいないのに20名が選抜というのは、アンダーとのバランスがちょっと悪い気がします。やはり選抜メンバーはせいぜい16名くらいに絞るべきでしょう。
という全体的な感想はおくとして、個々に見ていきましょう。まずアンダーに落ちたのが佐藤璃果と松尾美佑の二人です。そして早川聖来が卒業を発表しているので、選抜人数が変わらなかったので3名の枠が空いたことになります。
ここに滑り込んだのが、三期生の伊藤理々杏と中村麗乃の二人、そして五期生から池田瑛紗です。伊藤理々杏と中村麗乃の選抜は多くのファンから祝福されているようですね。もちろん文句を言っているファンもいるみたいですが、どんな指標を使い、またふだんのどんな様子を見て選抜メンバーを決めているのか、我々ファンにはわかりっこないので、文句を言っても仕方ない、選抜もアンダーも関係なく応援するのがファンというものでしょう。
センターは五期生の井上和でした。大方の予想どおり、驚きがない人選ですが、世間的にはフレッシュな顔が真ん中に立つわけで、一期生、二期生がいなくなった乃木坂46に対して世間がどう反応するのか楽しみです。32枚目の山下、久保のダブルセンターは、そこそこ世間にも顔と名前を知られたメンバーでしたので、飛鳥後としては無難な選択だったと思います。ここへ来て世間的にはほとんど知られていない井上和を抜擢したことで「乃木坂46って、どんどん卒業生が出ても、まだまだこんなにきれいな子がいるんだね」と思ってもらえたら上出来でしょう。
フォーメーションとしては、このところシンメを意識した配置が続いていたと思うのですが、今回はシンメとしてはちょっとバランスが悪いところが目に付きます。新センターの周囲は安定の布陣で固めていますが、もう少し冒険してもよかったのかな、という思いもあります。あとはどんな曲になるか、ですね、歌詞にはあまり期待していないので。
ところで、あたし個人としては選抜は16名程度と書きましたが、今回ならどの4名を選抜から落とすでしょうか。難しいですね。ミーグリの売れ方とか、さまざまな指標もあたしたちが目にするのはその本の一面に過ぎないわけですから、結局はわかったようなことを書いたとしても、あたし個人の好みの問題になってしまうわけで。いっそのことくじでも引いたら、と思ってしまいます。あるいはまず曲があって、それをメンバー全員に歌わせてみる、そんなオーディションを内部で行なってもよいのではないかと思います。
それはともかく、掛橋沙耶香、林瑠奈、岡本姫奈という休業メンバーの復帰はいつになるのでしょう。この中で掛橋などは人気メンバーでしたから、復帰すれば即選抜の可能性もあるので、次作以降の選抜メンバーも難しいことになりそうですね。