姪っ子に小学館の『小学館世界J文学館』を買ってあげました。姪っ子たちは静岡に住んでいるので、ネットで購入して、姪っ子の家へ配達するように注文しましたので、あたしは現物を見ていません。
やや大型本のようですが、これで100冊以上の世界の名作が収録されているのですから驚きです。現物の本は解題集で、実際の作品は電子書籍の形で配信されているのだそうです。となると、姪っ子だけでなく甥っ子も別々の端末で読むことも可能なのでしょうか? ふりがなの振り方や文字の大きさなどもいろいろ選べる、電子書籍の特長を活かしたものになっているようです。
小学館の特設サイトに収録作品の一覧が載っていましたが、あたしもほとんどの作品を読んだことがありません。情けないことです。姪っ子たちはどれくらい読んでくれるのでしょうか? まあ、タイトルを見て気になったものからランダムに読んでいけばよいのでしょう。
この作品リストの中に見覚えのある作品名がありました。
『片目のオオカミ』です。この本、あたしの勤務先から出しています。あたしの勤務先から出ているものは、現在品切れなのですが、訳者は末松氷海子さんです。『世界J文学館』に収録されているのは平岡敦訳となっていますので、うちのとは訳文もずいぶんと異なるのでしょう。