今朝の朝日新聞読書欄で『カタルーニャ語小さなことば僕の人生』の田澤耕さんが紹介されていました。
カタルーニャ語ってどこで話されている言葉かわかりますか? 一昔前だと「わからない」という答えも多かったと思いますが、ここ数年、田澤さんが精力的にカタルーニャ語の本を刊行されているので、日本人にもかなり浸透しているのではないでしょうか?
ところで、この田澤さんは、あたしの勤務先からもカタルーニャ語の本を出していただいております。『ニューエクスプレスプラス カタルーニャ語』『詳しく学ぶカタルーニャ語文法』です。
語学が柱の出版社なので、カタルーニャの文化とか歴史、暮らしなどに関する本ではなく、純粋に語学の本ばかりですが、異国を知るにはまずは言葉だと思います。わが社はこれでよいのだと思いますし、こういった本の刊行も大事なことだと思っています。
さて、同じ朝日新聞で、今年秋に行なわれるサッカーW杯に関する記事がありました。10番という背番号にスポットが当たっています。
これで思い出すのが『背番号10 サッカーに魔法をかけた名選手たち』です。
王様か神様か? 悪童か怪物か? 伝説の名手から21世紀の新星まで、「背番号10」を背負ってピッチを支配する55人の偉大な選手たちの素顔と、彼らが魅せる「魔術」の秘密に迫る!
内容紹介は上記のとおりです。往年の名選手から現役の選手まで、55名もの選手が登場する一冊です。あたしはサッカーに疎いのですが、サッカー好きであれば、よーく知っている選手もいれば、あまりよく知らない選手も出て来ると思いますので、十二分に楽しめるのではないでしょうか。
ただ、その一方で、10番を付けていない(いなかった)名選手というのもいますよね? サッカーにおいて10番というのがそれほど重い番号であるならば、「背番号10を背負わなかった名選手たち」といった本があってもよいのではないでしょうか?