三部作で終わり?

岩波新書の新刊『曾国藩』を落手。

これで、岡本隆司さんの岩波新書『李鴻章』『袁世凱』に続いて三部作が揃いました。あたしが勝手に三部作と言っているので花買う、『曾国藩』のあとがきに書いてありました。

ただ、最初からこの三人で三部作にしようと考えていたのでしょうか? まあ、孫文は既に他の人の著作がありますので除外するとして、清末民初を描くなら他にも取り上げてもらいたい人はたくさんいますが、世間での知名度を考えるとこの三名でしょうかね?

個人的には、左宗棠、林則徐なども読んでみたいですし、西太后、宣統帝なんかも興味あります。ここは三部作で打ち止めなどと言わず、続巻を期待したいところです。

2022年7月22日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー