タイトルは『アイダホ』です。「アイダホ」と聞くと「アイダホ・ポテト」という単語が頭に浮かんできます。幼き日の記憶です。たぶんCMか何かだと思うのですが(笑)。
そして、本書の帯の惹句を見ると、さらに別の連想が働きます。名曲「さとうきび畑」です。歌詞の中にこんな一節があります。
ざわわ、ざわわ、ざわわ、風に涙はかわいても
ざわわ、ざわわ、ざわわ、この悲しみは消えない
この長い名曲の、最後の最後ですね。まだ読んでいないので、「さとうきび畑」と何かしら関係がある作品なのか、単なる偶然なのかわかりませんが、ちょっとどころかかなり気になってしまう惹句です。