南北朝時代と言えば

今月購入した中公新書です。確か今月の新刊は5点だったと思うのですが、そのうちの4点をご購入です。

購入したタイトルは写真のとおり、『歴史修正主義』『ドイツ・ナショナリズム』『南北朝時代』『宗教図像学入門』です。逆に、どうして『三好一族』だけ購入しなかったのか、という疑問を持たれそうですね。

むしろ消去法です。「5点の中でどれか一つ削るなら……」と考えて『三好一族』が漏れてしまったわけです。ちなみに先月は5点中2点の購入。完全に中公新書中毒です。

ところで今回購入の一点、『南北朝時代』ですが、たいていの日本人は日本の南北朝時代を思い出すと思いますし、その時代を扱った本だと思ったのではないでしょうか。しかし、この本が扱うのは中国の南北朝時代なのです。サブタイトルが「五胡十六国から隋の統一まで」ですから、ここまで読めば日本史ではなく中国史の本だと理解できるでしょう。

三国志や楚漢、あるいは隋唐を扱ったものならありそうですが、ここで南北朝時代とはさすが中公新書です。いかにも中公新書らしいと言えるでしょう。