名刺ってどんどんたまるものです。
最近は、デジタル名刺のようなものも出て来ていますが、やはりビジネスの世界はまだまだ紙の名刺がバリバリの現役です。ですから、整理しないと増えていく一方です。
あたしはA4判のファイル数冊に、営業部に遷って以来の名刺をまとめているのですが、このたび全部処分することにしました。だって、もう何年も見返すことなんてなかったですから。
持っている名刺は大きく分けて、他の出版社の人、取次会社の人、書店の人になります。こう言ってはなんですが、ほとんどの人は記憶がありません。申し訳ないです。これでは何のための名刺交換なのか……
それにしても、書店をはじめ今となってはもう存在しないところが多々あったのは、少し寂しくなりました。この数十年の業界の栄枯盛衰が感じられます。もちろん今も現役、仕事でしょっちゅうお世話になっている方も大勢いらっしゃいましたが、悲しいことに亡くなられた方も何名か……。
ちなみに、いま担当している書店の方の名刺は机の抽斗に整理していますので、今回処分したファイルは過去に担当していた書店のものなので、今となってはまるっきり変わってしまっているのでしょうね。