今日の配本(21/06/29)

ステップアップのための
韓国語基本文型トレーニング

チョ・ヒチョル、チョン・ソヒ 著

初級の学習は終え単語も覚えたけれども、自分の言いたいことが韓国語でうまく表現できない、そんなことはないですか。本書では70の基本文型をコンパクトな文法解説、段階的な練習を通して着実に身につけていきます。初級をおさらいし、その上へステップアップするのに最適。練習は、簡単な言い換えから作文まで難易度が上がっていきます。初出の語句を中心に意味の注もついているので、基本文型に集中できます。これをクリアして、さらなる世界へチャレンジ!

アウトロー・オーシャン(上)
海の「無法地帯」をゆく

イアン・アービナ 著/黒木章人 訳

海には陸とはまったく異なる社会があり、陸のルールは海では通用しない。そんな「無法の大洋」では、密漁や乱獲、不法投棄のほか、奴隷労働、人身売買、虐待、殺人といった犯罪行為が長年にわたって放置されてきた。本書は、決して一般の人の目に触れることのない、領海外で横行する違法・脱法行為の驚くべき実態を詳細に描いたノンフィクションである。

アウトロー・オーシャン(下)
海の「無法地帯」をゆく

イアン・アービナ 著/黒木章人 訳

独立を宣言した海上要塞、公海上で行われる人工妊娠中絶、借金のかたに取られた船を回収するレポマンの活動など、知られざる海の実態を克明に描いた『NYタイムズ』ベストセラー。

禅と浪漫の哲学者・前田利鎌
大正時代にみる愛と宗教

安住恭子 著

漱石の最後の弟子が愛したのは、平塚らいてうの姉だった──。自由を欣求した前田利鎌の遺稿をもとに、揺れる時代の不動の愛を描く評伝。

中世の写本ができるまで

クリストファー・デ・ハメル 著/加藤磨珠枝 監修/立石光子 訳

写本制作は盛期ルネサンスまで千数百年にわたって、多様な環境のもと、ヨーロッパの津々浦々で行なわれてきた。その特徴としてすべての事例にあてはまるものがないほどだ。本書はそんな中世の彩飾写本(彩色だけでなく金か銀が施されているものをこう呼ぶ)が作られる工程を、制作に携わったひとびとの視点に寄り添う形で、写本研究の第一人者が解説していく。