このところ、いろいろと好調な書籍があったり、お進めしたくなるようなアイデアが浮かんできたりするので、ご案内が多くなってしまい恐縮です。でも、少しでも売り場の活性化や販売増進のお役に立てればと思っていますので、チラッとでもご覧いただければ幸いです。
まずは韓国語の学習書、その中でもちょっと変わり種のものをご紹介します。新刊『絵でわかる韓国語の体の慣用表現』を中心に、中級へ学力を伸ばすと言うよりも韓国語力の幅を広げるタイプのもの、しかもすべて四六判の語学書のご案内です。
諸外国語の棚の中でも特に元気な韓国語ですが、初級・入門ばかりでなく、たまにはこういうタイプの学習書のフェアなどもよいのではないでしょうか?
続きましても新刊『ケイティ・ミッチェルの演出術』を中心に、演劇書コーナーの定番商品のご案内です。
安定して売れている既刊3冊ですが、どれも演劇の枠を超え、人前で話すことがある人、面接対策や営業スキルとして、声を含めた身体表現を磨きたい人のための本として売れています。こんどの新刊も似たような捉え方をしていただけると販路が広がると思いますので、よろしくお願いいたします。
まもなくデイヴィッド・ヒュームの生誕310年を迎えます。ヒュームは、日本での知名度こそやや劣るかも知れませんが、世界に目を向けるとその注目度は第一級の哲学者です。
そんなヒュームの人となりや思想を知るのに格好の入門書が『デイヴィッド・ヒューム』です。著作の邦訳はいくつか出ていますが、それらに取りかかる前にまずは本書で概略を知っておくのも有意義なことではないでしょうか。
最後にご案内するのは、このところ書評が続いた『権威主義』を中心に、民主主義のゆくえを考える書籍を集めてみました。
アメリカのトランプ前大統領の振る舞いも記憶に新しいですが、日本の周辺に目を向ければロシアや中国のように権威主義体制を敷く国家がひしめいています。もちろん北朝鮮はその筆頭でしょう。
そしてここへ来てミャンマーの情勢も予断を許さなくなりました。果たして民主主義の価値観は過去の遺物となってしまうのでしょうか。そんなことを考えるための三冊です。