新刊『プルーストへの扉』が重版になりました。
今年はプルーストのアニバーサリーイヤーということもあり、そしてなかなか読み通せない超長篇である『失われた時を求めて』を読んだ気になれる一冊、出足からして好調でして、また来月には『対訳 フランス語で読む「失われた時を求めて」』が刊行になりますので、二冊併せてのご案内です。
前者は文芸書、後者は語学書に置かれる本ではありますが、どちらも文芸書で展開していただけると、またいつもとは異なる読者の目に留まるのではないかと期待しております。
ラカンです。
ラカンは今年、生誕と没後どちらもアニバーサリーです。ひとまず先に訪れる生誕120年を狙ってのご案内です。
あたしの勤務先は、たぶんあまり心理学のイメージはないと思いますので、ラカンなんて関係あるの、と言われそうですが、文庫クセジュに一冊あるのです、そのものズバリ、タイトルは『ラカン』です。
小難しい概説書ではなく、ごくごく入門のラカンに関する一冊ですので、最初に手に取る一冊としてお手頃ではないでしょうか?