東日本大震災まで、来月の11日でちょうど10年です。日本社会が、さまざまな点で大きく変わった時でもありました。
来月の11日向け、書店店頭でも東日本大震災に関する書籍のフェアが大々的に並ぶのではないでしょうか? もう思い出したくない、という気持ちの方もいらっしゃると思いますが、しっかり記憶にとどめておくことも大事だと思います。
あたしの勤務先では、震災を直接扱ったものではありませんが、文庫クセジュのいくつかが震災で傷ついた心を癒すのに有効だということで地味ではありますが、着実に売れ続けています。『喪の悲しみ』『ケアの倫理』『レジリエンス』の三冊です。
震災フェアに、是非これらの書籍も並べていただければ幸いです。