これだけ毎日のように書店営業に出かけていますが、決まった書店を回っているので、実はある土地にはしょっちゅう行くのに、すぐ近くの場所には全く行くことがない、という地域が結構あります。しかし、先週初めて行ったところがあったので、ちょっとしたご報告をしたいと思います。
鎌倉です。とは言っても、鎌倉は書店営業で二か月に一度くらいは行っていますので珍しくもなんともありません、ただ鎌倉へ営業に行くときは横須賀線で鎌倉駅へ行き、営業を済ませるとまた横須賀線に乗って大船方面へ向かってしまいます。大船や戸塚、あるいは横浜まで戻ってさらに一軒、二軒営業して帰宅するというのが定番でした。
ところが、先週鎌倉へ行ったのですが、その後は大船方面ではなく久里浜方面へ向かったのです。鎌倉以遠の横須賀線は初めての体験です。処女地です、処女航海です。
鎌倉の次の逗子行きの電車が多く、その日も逗子までまずは一駅移動しまして、同じホームの向かい側で待っている久里浜行きに乗り換えました。数分の待ち合わせで発車です。
その次は東逗子だったのですが、意外と大勢の高校生男女が乗り込んできたのに驚きました。近隣に高校があるのでしょう。地理不案内ですから、そのあたりの事情はさっぱりわかりません。そしてさらに移動して横須賀で下車しました。
横須賀駅に来たのはこれが生まれて初めてです。「港のヨーコ、横浜、横須賀」のメロディーが頭の中で流れていましたが、改札口を出るとそんなメロディーは鳴り止んでしまいました。もう少し賑やかな駅前を予想していたのですが、なんともひなびた駅ですね。否、そういうことを言ったら失礼ですね。でも、これまた営業回りで何度も行っている京急の横須賀中央駅と比べると月とスッポンなんです。
地元の人からすれば驚くにはあたらないのでしょうが、初めて訪れた身としては横須賀中央と横須賀でこれほどの違いがあるとは思いしませんでした。横須賀中央という駅名からしてこっちが中心地というのは理解できるとしても、横須賀だってもう少し賑やかでもよさそうなものではないでしょうか。
あと、おまけですが、先週は中央線のグリーン車、いまはまだ無料なので、乗ってみました。