エコとかSDGsとか深く理解しているわけではありませんが……

一枚目の画像、何の写真だかおわかりになりますでしょうか。上の方に青空が見えているくらいはわかるかと思いますが、その下は何でしょう。

正解は太陽光パネルです。先週と今週の週末に行なわれた工事で、わが家の屋根にも遂に太陽光パネルが設置されたのです。この写真は、つまりわが家の屋根です。手前は雪止めが付いている屋根そのもので、青空と間にところに見えているのが太陽光パネルです。

室内には左の写真のようなリモコン(?)が取り付けられました。これでいろいろ設定ができるようですが、特に問題がなければ初期設定のままでよいそうです。よくわからないので、そのままにしてあります。

リモコンの右下にQRコードが見えますが、ここからウェブサイトに飛んで登録するといろいろなデータを遠隔で見たり設定したりすることができるようになるそうです。

家の外壁には新たにこんな機器が取り付けられました。太陽光パネルからの電気を室内に送るための設備なのでしょう。これで東京電力の電気を使わなくてもよくなって、電気代が安くなる、ということらしいです。

でも、24時間、365日常に発電ができるわけではありません。太陽が出ていなければ無理なので、夜間はもちろん曇りや雨の日はほとんど発電しないでしょう。

そして発電がガンガンできるときには、室内で使わない電気を溜めておくことができます。その蓄電池が左の写真です。結構大きな装置です。ここにある程度の電気を溜めておけば、夜間の電力も賄えますし、突然の停電でも電気が使えなくなることはないようです。

昨日が工事でしたが、夕方までかかったので昨日はほとんど発電できていなかったと思います。協からがスタートです。

朝起きて、どんな具合なのか、スマホアプリで確認してみたのが右の画像です。7時ちょっと前の時点ですから既に太陽は昇っています。1.4kWの電力を使っているのに対して、太陽光の発電では0.1kWしか賄えていないので、東電からの電力を1.3kW使っているということのようです。

ところが午後1時半くらいになりますと、すばらしい晴天に恵まれたので、太陽光パネルで1.6kW発電していて、使っているのは1.0kWなので、使わない0.6kWを蓄電に回していることになります。これがよい具合なのか、あまりよくないのか、初日なのでわかりません。蓄電池も21%と表示されていますが、このくらいでよいのか、あるいは100%近い方がよいのか、しばらくは試行錯誤と言いますか、要観察ですね。

これでどれくらい東京電力に支払う電気代が安くなるのか。もちろん、太陽光設置の工事代などがありますので、それを加えますとしばらくはかかるお金は増えも減りもしないだろうと思われます。しかし、工事代のローンがある程度進めば、東電への電気代+工事のローンの合計は、これまでの電気代よりも安くなるのだと予想しています。

あとは、とにかく晴れることを期待するのみです。そろそろ夕方、日も翳ってきたので今日の発電はそろそろ終了でしょう。

いちばん幸せな思い出

《エクス・リブリス》の新刊『ブリス・モンタージュ』は、『断絶』のリン・マーの作品で、短篇集です。『断絶』がコロナの流行を予言したかのような作品として話題になりましたが、本作はそれとはまるで異なるテイストに感じられました。

と言いますか、これらの短篇をどう理解したらよいのか、異世界ものっぽくもあり、SFなのかしら、という感じもしましたし、それぞれの作品が繋がっているようでいて、まるで別次元の話だったり、とにかく一言言い表わすのが難しい短篇集でした。

そんな中、「北京ダック」という作品の中にリディア・デイヴィスの「一番幸せな思い出」という小品が引用されています。このリディア・デイヴィスの作品は、Uブックスの『サミュエル・ジョンソンが怒っている』に収録されていますので、ご興味のある方はこちらも是非手に取っていただけると嬉しいです。

それにしても、この『ブリス・モンタージュ』という作品、異郷に暮らす中国人の居心地の悪さというのがベースにあるものの、それを超えたものを感じます。別に中国人でなくともこういう気分になることを、こういう感情を抱えて生きている人って多いのだろうなあ、と思わせてくれる作品でした。そんな心のモヤモヤが発露されると、SFっぽかったり、異世界譚ぽかったりするのでしょうか。

さくらスイーツ

和菓子ですと桜もちという、そのまんまさくらを使ったスイーツがありますが、洋菓子の場合はどうなのでしょう。この時季になると、さくらを冠したスイーツがたくさん登場しますけど、それくらい桜を使っているのかはよくわかりません。

そんなわけで、セブンイレブンで買ってきた昨日のスイーツがこちらです。まずは母へ買ってきた「桜あんクリームのどら焼き」です。

桜あんとありますし、どら焼きなので和洋折衷なスイーツですね。原材料表示を見ますと、あんに桜花エキスが入っているようです。つまりは桜から抽出した何かが使われているのでしょう。

そして、あたし自身には「さくらミルクプリン」です。しばらくプリンを食べていないなあ、と思いながら選びました。

この手のスイーツは桜ではなく、実際にはイチゴを使っていたりすることも多々ありますが、このスイーツは本当に桜を使っているようです。

一口食べると、桜もちを食べたときのような味わいを感じました。桜もちの葉っぱを食べたときに感じる、ちょっと塩っぱい感じがありました。これも桜花エキスを使っているようなので、ホンモノの桜を使っているのではないでしょうか。

プリン自体はとても食べやすかったです。分量もこれくらいであれば、まさに別腹で食べきれるのではないでしょうか。口に何か固形物があたるのは、ホワイトチョコを使っているみたいですね。公式サイトに書いてあるように、確かに「春を感じるプリン」でした。