似ているような、全然違うような……

最近買ったガイブンが二点。『水曜生まれの子』と『ブリス・モンタージュ』です。

『水曜生まれの子』はイーユン・リー、『ブリス・モンタージュ』はリン・マーの作品です。で、お気づきでしょうか、どちらも中国系米国作家の作品なのです。

イーユン・リーは版元サイトに掲載されている情報によりますと

1972年北京生まれ。北京大学卒業後渡米、アイオワ大学に学ぶ。2005年『千年の祈り』でフランク・オコナー国際短編賞、PEN/ヘミングウェイ賞などを受賞。プリンストン大学で創作を教えている。

とあり、その一方、リン・マーは

1983年、中国福建省三明市に生まれ、幼少期に家族とともに渡米する。シカゴ大学を卒業後、ジャーナリストや編集者の職を経て、コーネル大学の大学院創作科で学ぶ。現在はシカゴ大学英文学科で教職に就いている。

とあります。11歳差ですから一世代違うと言ってよいと思いますが、大学を出てから渡米したイーユン・リーと幼少期に渡米して米国で教育を受けて育ったリン・マーという違いがあります。

中国系米国作家と一括りにしてしまえば似ているように見えますが、この育った環境の違いは二人に大きな影響を及ぼしているのでしょうか。両作品を読んで比べてみるのが一番なのでしょうか。ちなみに、どちらも短篇集という共通点があります。

色はこんなですが、味はいつもどおりでした

昨日の夕飯のお話です。

ご飯はこんな感じです。パッと見には染料を使っていない赤飯のように見えますが、そうではありません。小豆が入っているわけではないのです。

通常の白米に、ちょこっとだけ別のお米を足して炊いたのです。古代米らしいですが、加えたものがこちらです。

「紅こまち」と書いてあります。あきたこまちの一種なのでしょうか。パッケージには「古代米」とか、「黒米」と書いてありますが、正確なところはよくわかりません。

実は、母がいぶりがっこが好きということで、ネットでいぶりがっこを取り寄せたのです。その取り寄せたいぶりがっこのはこの中に試供品といいますか、おまけとして入っていたのがこの「紅こまち」です。どんな味がするのか、炊き上がりはどんな感じなのか、まるでわからないまま炊いてみた結果が最初の写真です。

パッケージの裏側には作り方が書いてありました。基本的にはこれに従って作ったわけです。母と二人なので米は2合も炊きませんが。

そして出来上がったご飯ですが、特に匂いがするわけではありません。食べてみても、目をつぶって食べれば、白米とほとんど変わりません。もちろん白米だけで食べるのとはちょっとは違いますが、気になるような違和感はありません。美味しくいただきました。