他の土地にもあるのかしら?

サブレというお菓子、ウィキペディアを見ると「サブレー」とありますので、フランス語では「サブレ」よりも「サブレー」と言う発音になるのでしょう。でもお菓子の名前では伸ばさない「サブレ」が一般的だと思います。伸ばすとちょっと美味しくなさそうに感じるからでしょうか。

「サブレ」でも「サブレー」でも構いませんが、日本でも既に市民権を得ていると思います。そして関東在住の人であれば「サブレ」と聞けば「鳩サブレー」を思い出すのではないでしょうか。ちなみに、鳩サブレーはサブレではなく、サブレーですね。

神奈川県下に売店もたくさんある豊島屋の鳩サブレーは、鶴岡八幡宮の「八」がハトが向き合った図案であることからも知られるように鎌倉の代表的なお土産です。

そして鎌倉が鳩なら、奈良は鹿だろうということなのでしょう、見つけたのが「鹿サブレ」です。こちらは伸ばさない「サブレ」です。職場へのお土産にちょうどよいと思って買ってみました。

パッケージを開けると、個包装のサブレが十数個並んでいます。サブレですから、どんなお菓子なのかは予想がつきます。形状も鳩の形なのでしょう。

そして包装を明けると三枚目の写真のようなサブレが出て来ました。あたしが予想していた鹿の姿形とはちょっと異なりましたが、包装の鹿の形にはとても似ています。よく出来ていると思います。

ところで、鳩と鹿のサブレを見つけ、買って食べてみましたが、日本全国には他にも動物サブレーがあるのでしょうか。どれくらいあるのかわかりませんが、できるだけ探し出して、買って食べてみたいと思います。

動物の形をモチーフにしたクッキーやビスケットは数を多くあると思いますが、品名が「○○サブレ」「○○サブレー」となっているもの限定で、これから探してみたいと思います。

今日の配本(25/01/27)

未来学
人類三千年の〈夢〉の歴史

ジェニファー・M・ギドリー 著/南龍太 訳

未来論が流行している。背景には、危機と不確実性がある。一九七〇年代に流行した折には、資源危機と南北対立を受けていた。本書は、著者が二十五年にわたって「未来学」で発見した、さまざまな側面に光を当てる。とりわけ、科学的な予測と根拠のない憶測の間に横たわる、未来をめぐって生じる葛藤に、フランクフルト学派の批判理論の観点から光を当てる。