どんなことが出来るのか?

昨日のダイアリーでちょっと取り上げたChatGPTの続きです。もうちょっといじってみました。

普通は文章を生成するというのが主だと思いますが、画像を生成することも出来るのです。そこで、近々奈良へ旅行する予定なので「冬の興福寺の夕暮れ」で画像を作ってみました。

それが一枚目の画像です。興福寺って、三重塔はありましたでしょうか。確か五重塔があったのは覚えていますが、三重塔は記憶にありません。

周囲の伽藍にしても、興福寺なのかどうか、あたしには判断できません。果たしてこの画像は本当に興福寺なのでしょうか。もし違うとしたら、この画像は一体どこのお寺なのでしょう。

ChatGPTは一から画像を作り出すだけでなく、用意した画像の修正も出来るようなので、それも試してみました。用意したのは昨年の2月に母と京都旅行へ行ったときに、鹿苑寺で取った金閣の写真です。

この写真を「雪景色」で生成してもらったのが三枚目の画像です。果たして、あたしの写真を元に生成されたのか、それともネット上に大量にある冬の金閣の写真を表示しただけなのか、それはよくわかりません。

実際にこういう写真もありそうですが、写真というよりも絵のような感じに出来上がっていますね。

次に同じ画像を「紅葉の季節」で生成したのが四枚目の画像です。オリジナルの写真から生成したのか、冬景色の画像をさらに加工したのか、そのあたりの工程はわかりませんが。雪景色よりも金閣が小さくなってしまいました。

それに枝や紅葉がずいぶんと追加されています。こうなってくると、画像を加工したというよりも、新たなものを作り出した、つまり創作に近いですね。

そして、雪景色、紅葉ときたら、これしかないでしょう、というわけで、桜の季節でも作ってみました。それが最後の画像です。

こちらの金閣はオリジナルと同じくらいの大きさです。雪景色とほぼ同じような感じです。ただ、これもいろいろなところに桜が咲いています。実際にこれだけ桜があるのか否か、あたしにはわかりませんが、コンピューターにやらせるとこうなってしまうのでしょう。

京都だと、ソメイヨシノよりも枝垂れ桜ではないかというきもしますが、そこはもう少しこちらからヒントを加えてやらないと、AIには判断できないのでしょう。それでも、ちょっとしたお遊びとしてはよく出来ているなあと思います。