バームクーヘン、それともバウムクーヘン?

年末年始の休暇中に買った鉢植えの水仙。買ったときにはまだ咲いていなくて、蕾が一つ二つ膨らんでいるくらいでしたが、ようやくここまで花開きました。

水仙がこの季節の花だと知ったのは高校生の頃です。クラスの文集でクラスメートの女子が水仙について書いていたのを読んで、「へぇー、こんな季節に咲くんだ」と思ったのです。それまで、水仙という単語は知っていましたが、どんな植物で葉っぱや花の形はどんなだか、ほとんどイメージすることもできず、もちろん開花時期などは皆目見当も付きませんでした。

とりあえず、わが家の水仙は黄色い花が咲いていますが、水仙って黄色が基本なのでしょうか。そんなこともいまだによくわかっていません。情けない話です。

さて、国分寺駅のクイーンズ伊勢丹でこんなスイーツを買ってきました。「雪どけバウムクーヘン」です。今週はこれから北日本や日本海側を中心に災害級の大雪になりそうだというのに、なんとも罪作りなネーミングです。

日本の各地でバウムクーヘンは作られていますが、こちらは静岡のバウムクーヘンです。朝霧高原って富士山の西側ですね。行ったことはないですが、牧畜が盛んな土地なのでしょうか。牛乳と言うよりもクリームを感じるバウムクーヘンでした。

そして最後に、春秋社のアジア文芸ライブラリーの新刊『美は傷』を落手しました。これで五冊めです。着々とラインナップが揃ってきましたね。

あたしは『花と夢』は読み終え、現在は『高雄港の娘』を半分くらい読み終えたところです。やはりアジアとはいえ、あたしは中国ものが好きなようです。

あたしの勤務先でもアジアの作品はいくつか出していますが、最近は韓国ものが多くなってきて、それ以外のアジア各国の作品は久しぶりなので、とても新鮮な愉しみがあります。

このシリーズ、この後はどんな国の作品が続くのでしょうか。もちろん、あたしの勤務先もいろいろな国や地域の、バラエティー豊かな作品を出していければと思います。