近所のスーパーは昨日から営業しています。休んだのは元日だけでした。休みが一日だけでしたが、初日はやはりそれなりに混んでいますね。国内外の旅行者が多いようにテレビでは報じていますが、うちの近所では旅行に行っている人は2割もいないのではないかと思います。
あたしは旅行は好きではありません。子供のころには遠足が大嫌いでした。その理由ははっきりしています。子供のころのあたしは乗り物酔いがひどくて、遠足のバスは常に車酔いとの闘いで、たぶん半分以上の遠足で吐いていたと思います。
だから、翌日のバスが憂鬱すぎて、遠足の前の晩は別の意味で眠れないことが多かったです。そんなあたしからしたら、わざわざ混んでいる時期に、諸々の費用も高くなっている時を選んで旅行に行くという人の気が知れないのです。
出かけないので、こういう長い休みの時は髭を剃らずに過ごしています。暮れの仕事納め以来剃っていない口ひげ、あごひげがこちらです。あまり伸びていないように見えるかも知れませんが、若いころに比べて、髭に白いものが目立つようになり、見た目にはそれほど伸びていないように見えます。
話はガラッと変わりまして、あたしの勤務先から『ヴァレンタインズ』という短篇集が出ているアイスランドの作家オラフ・オラフソンの新刊が早川書房から刊行されました。『タッチ』という作品がそれです。
正式には『TOUCH/タッチ』という表記のようですが、これが今月下旬に映画公開になります。こういう分野に詳しくないので、主演俳優や監督が有名な人なのかはわかりません。ただ、日本と関わる作品なので、キムタクの娘Kōki,がヒロイン役で出演しています。その他にも本木雅弘、中村雅俊といった人たちも出ています。
そうなると、日本でもそれなりに話題になるでしょうし、関心も惹くのではないでしょうか。原作の『タッチ』は長編小説ですので、もう少し手軽に著者の作品を読みたいという向きには『ヴァレンタインズ』をお薦めします。それにしても著者は恋愛小説の巧者ですね。