JRとちり紙

JRの駅のトイレと言えば、かつては汚いトイレの代名詞のように言われていました。それが最近はずいぶんときれいになりましたね。利用者にとっては嬉しい限りです。

さらに嬉しいことに、便座がウォシュレットのトイレも増えています。少なくとも、和式のトイレを見かけることが本当に少なくなりました。

ところで、あたしが学生のころ、と言っても大学生から社会人になったくらいの時期だと思いますが、そのころのJRの駅のトイレはトイレットペーパーが個室には設置されていなかったのです。子供のころのトイレにはちゃんとトイレットペーパーが備えてありましたが、ある時期からなくなってしまったのです。

あたしのおぼろげな記憶では、トイレットペーパーを盗んだり、便器に突っ込んだりといういたずらが絶えなかったため、業を煮やしたJRがトイレットペーパーをすべて撤去してしまったという経緯だったと思います。そのため、トイレの入り口にポケットティッシュの自動販売機が設置されたのですが、急いでいるときに買うのを忘れてしまう人も多かったのではないでしょうか。

そのころは、あたしもカバンにポケットティッシュをいくつも持ち歩いていたものです。ところが最近のトイレ、気付くとトイレットペーパーが復活しています。何年前から復活したのか正確には覚えていません。たぶんネットで調べれば、撤去された時期やその理由、復活した時期もわかるのではないかと思いますが、そこまでしなくてもよいでしょう。

あと、これって全国のJRで同じだったのでしょう。それともあたしが利用しているJR東日本だけの現象だったのでしょうか。