Take My Breath Away

先程のダイアリーでルシア・ベルリンに触れましたが、ベルリンと聞くとあたしは「Take My Breath Away」を思い出してしまう、と言いますか、頭の中にこの曲が流れ始めます。

とはいえ、映画「トップガン」は見たことがありません。あの頃って、とにかく洋楽が流行っていて、テレビ番組でも洋楽専門のものがありましたし、楽曲もラジオから頻繁に流れてきていたものです。ドラマや映画の主題歌になっているということだけは知っていても、ドラマも映画も見たことがない、ただその曲だけは耳に馴染んでいる、というのはよくあることでした。

で、話は戻ってルシア・ベルリンです。上掲の楽曲とは何の関係もありません。またベルリンというのはこの楽曲を演奏しているバンドの名前です。ベルリンという名前ですが、アメリカのバンドです。

さて、ルシア・ベルリンの新刊『楽園の夕べ』ですが、是非とも訳者・岸本佐知子さんの最新エッセイ『わからない』と併売していただけると、あたしはとても嬉しいです。岸本さんの翻訳書はいろいろ出ていますので、それらも一緒に並べて岸本佐知子翻訳書コーナーを作ってもよいかと思います。そんな中に、岸本さんの著書も混ぜ込んでみては如何でしょうか、という提案です。

書店員の皆さま、ご検討のほどよろしくお願いいたします。

2024年9月26日 | カテゴリー : Rockfield Diary | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー

年貢の納め時になりました

わが家に、DoCoMoからこんなDMが届きました。あたし宛ではあるのですが、母が使っている「らくらくホン」に関するDMでした。

母のらくらくホンは既に10年以上は使っていると思いますが、このところバッテリーの持ちが非常に悪くなってきました。半日くらいで、特にハードな使い方をしているわけではないのに、限りなく0%に近い数値になってしまいます。

もういい歳だから死ぬまで使い倒す、と言っていた母ですが、このところの自然災害をニュースで見るにつけ、避難した先でスマホの充電が切れたら困るからなんとかならないか、と言うようになっていたのです。じゃあ、近いうちにドコモショップへ行って聞いてくるよ、と言ってたのですが、機先を制してこんなDMが届いたわけです。

DMにはご丁寧にも母が使っている機種名が印字されていて、もうその機種は修理もできません、電池持ちが悪くなっていませんか、と書いてあります。多少の優待で新機種に機種変更できるとも書いてあります。母も機種変更したいと言っているので、これまた近いうちにドコモショップを予約して訪ねようと考えています。

さて、母のスマホはともかく、ルシア・ベルリンの新刊を手に入れました。ご覧のように過去の二冊も持っています。どこの書店へ行っても店頭にたくさん並んでいますが、過去の二冊を一緒に並べているところが少ないようです、あたしが回った限りでは。

二冊目の『すべての月、すべての年』が既に文庫化されているので、たいていの書店は単行本と文庫は棚が異なりますし、場合によっては担当者も違うので、一緒に並べようとならないのでしょうか。それなら最初に出た『掃除婦のための手引き書』だけでも横に並べたらと思うのですが、それも目に付きませんでした。どうしてなのでしょう?

今日の配本(24/09/26)

傷ついた世界の歩き方
イラン縦断記

フランソワ=アンリ・デゼラブル 著/森晶羽 訳

テヘランからエスファハーン、ペルセポリスを経てザーヘダーン、サッゲズに至る縦断記は、傷ついた世界を生きる者のため「世界の傷口」に命がけでペンを差し入れる新しい紀行文学。アカデミー・フランセーズ賞受賞の作家の日本デビュー作。

ぶち壊し屋(上)
トランプがいたホワイトハウス2017-2021

ピーター・ベイカー、スーザン・グラッサー 著/伊藤真 訳

本書は、歴代大統領を取材し続けてきたホワイトハウス主任記者が、300に及ぶ独占インタビューのほかプライベートな日記やメモ、メールなどの一次資料に基づいて、混乱に満ちた始まりから暴力的な結末に至るまでのトランプ政権のすべてを網羅し、その内情を詳細に描き出した決定版である。