今日の配本(24/09/11)

フランス語統辞法[新装版]

川本茂雄 著

言語学・フランス語学・英語学から記号学・詩学まで、幅広い分野で活躍した著書が編んだ本書は、モーパッサン、プルースト、コレット、サルトルなどの名文から豊富な例を引きながら、「統辞法syntaxe」―つまり語と語の関係や文の構造を精緻に分析していく。第I部「文の主要構成要素」は主語・動詞・目的語・補語などの要素を、第II部「主辞と限定辞」は名詞・代名詞・形容詞・副詞の補語を、さらに第III部「文の種類」では肯定文・否定文・疑問文・命令文などを扱う。待望の名著復刊。

一日空いてしまいました

昨日、Facebookには書いたのですが、重陽の節句である9月9日は亡き父の命日でした。このことは毎年のように、このダイアリーに書いています。さらに祖母(父の母)の命日は9月9日だということも何度も書いていたと思います。

なので、またかよ、という感想をお持ちの方も多いと思いますが、今年は曜日の配列が父が亡くなったときと同じなのです。なので、例年以上に当時のことを思い出してしまいます。とはいえ、父の死から28年ですから、曜日配列が同じ9月9日だってこれまでに何度もあったはずですが……

さて、28年前の9月9日、月曜日ですから週初めで、あたしはいつものように出社しました。当時も今ほどではないですが、早めに出社していました。まだ同僚や先輩が出社してきていない勤務先で仕事をしていると母から電話がかかってきました。曰く、父が入院している病院から電話があり、危篤状態なのですぐ来てください、とのこと。

母が取るものも取りあえず、あたしに電話をするとすぐに病院へ向かい、あたしもその時点で出社していた同僚に訳を言ってすぐに早退しました。父が入院している病院は自宅からですと不便な場所にあり、電車もなければバスもなく、母はタクシーで向かったそうです。あたしは自宅に帰って自家用車で向かいました。そして、その日は大雨が降っていました。

月曜日に亡くなったわけですから、さすがにその日に通夜はないです。確か死亡から24時間以上は置かないと仮葬できなかったはずですし。で、普通に考えたら火曜の晩に通夜、水曜日に告別式となるところですが、わが家の菩提寺の坊さんの都合がつかず、一日延びて水曜日に通夜、木曜日に告別式という日程になりました。

勤務先に報告がてら連絡し、その週は金曜まで忌引きということにしましたが、上司から「仕事の方は心配しないで、しっかり休んでいいからね」と言われると、忌引き明けに自分の席がなくなっているのではないか、という不安が頭の片隅をよぎりました(笑)。ただ一日余裕ができたため、親戚などに連絡するのも慌てずにすみました。そして諸々終わった後の金曜日には銀行や役所などに手続きをしに行きましたが、結局一日で終わるはずもなく、翌週も何日か会社を休んだりして、父の葬儀に関わることをこなしたのです。

ただその年はそれでは終わらず、9月20日には母方の祖母が亡くなりまして、そちらの通夜、葬儀などが続いたので、この年は何度も喪服を着た秋冬になりました。

 

今日の配本(24/09/09)

思い出されることを思い出されるままに
映画監督ラナ・ゴゴベリゼ自伝

ラナ・ゴゴベリゼ 著/児島康宏 訳

90歳を超えてなお新作を発表し、ジョージアでもっとも重要な映画監督のひとりであり続けているラナ・ゴゴベリゼ──その彼女が自らの来し方を「思い出されるままに」綴った文学的メモワール。母ヌツァが流刑先での経験を綴った短篇小説を併録。

真夏日の真っ昼間にお月見

数日前に、マクドナルドの月見バーガーを食べたと、このダイアリーに書きました。やはり季節ものなので、たぶんあと数週間もすれば販売時期は終わってしまうことでしょう。

ただ数日前は勤務先帰りに、あたしが自分の昼食用に買ってきたものなので、母は見ているだけでした。母も食べたいというので、本日の昼食に再び近所のマクドナルドへ行って来ました。

あたしが数日前に食べたのは「芳醇ふわとろ月見」でしたが、母はチーズが入っていないのがよい、ということで基本中の基本である「月見バーガー」を選びました。母は美味しく食べておりました。十分満足したようです。やはり、この季節ならではのメニューですから、この季節に食べないといけませんね。

で、今日のあたしはレギュラーメニューである「ビッグマック」をピクルス抜きで注文しました。このビッグマック、生まれてこの方、もう何十個も食べているはずですが、子供のころに食べたビッグマックはもっと大きなハンバーガーだったような記憶があります。それが今ではこんなに小さくて、かわいらしいハンバーガーです。実際に小さくなっているのか、それともあたしの記憶がビッグマックを理想化してしまっているだけなのでしょうか。

もちろん、いつもの味。あたしも美味しくいただきました。こんどはマクドナルドではなく、ケンタッキーの月見フィレサンドを買って来ようと思います。

夏から秋へ

先日、缶チューハイの「秋梨」と「秋ぶどう」を買ってきたと、このダイアリーに書きました。どうもこの商品はそろそろ販売期間が終わになるようで、「秋りんご」は全く見かけないです。残念です。

缶チューハイと前後してそろそろ「ほろよい」も秋の新作フレーバーが出て来てもよい頃ですが、まだ店頭では見かけないので、ここしばらく自宅のは飲みきってしまっていた日本酒を買ってきました。

それがこちらの2本です。左が「栄光冨士 SURVIVAL」で、右が「女神の秋の詩」です。

「栄光冨士 SURVIVAL」は山形の冨士酒造のお酒です。幻の酒米「玉苗」を使っているのが売りの日本酒だそうです。紹介サイトには「スィートな吟醸香に舌に広がる重厚な果実味、そして絶妙に感じられる後味の渋みとのバランスがパイナップルを連想させる味わい」とあります。よくわかりませんが、暑い夏に爽やかに飲む日本酒のように感じられます。

「女神の秋の詩」は山口萩市、澄川酒造場の日本酒です。「東洋美人」が主力商品なのですかね。あたしが買ったのはその名の通り、秋に味わう日本酒のようです。期間限定商品で既に「春の詩」「夏の詩」が出ていたそうです。となると「冬の詩」も出るのでしょうね。

まずは「サバイバル」から賞味しております。

ガイブンを読む醍醐味かしら?

知っている人、面識のある方がメディアに登場すると不思議な気分です。本日はこちら。

朝日新聞の別刷beに、韓国文学の翻訳で著名な斎藤真理子さんが登場しています。写真には斎藤さんが手掛けた数々の韓国文学が並んでいます。

あたしもこれらのうち何冊かは読んでいます。斎藤さんの訳文は読みやすく、グイグイ引き込まれます。翻訳だけなく、作品を選ぶ才能にも優れているのでしょう。斎藤さんの翻訳作品はハズレがありませんから。

その別刷をめくるとインタビューも載っています。その中にあたしの勤務先から出ている『別れを告げない』の名前も登場します。

済州島事件を背景とした作品です。詳しいことは知らなくとも、光州事件という名称を知っている日本人は多いと思います。しかし、済州島事件となると、その名称すら知らない日本人がほとんどだと思います。かく言う、あたしがその一人でした。

でも歴史を描いているだけでなく、それを踏まえて今を生きる人たちが描かれている、今を生きる人たちがしっかりと歴史と向き合っている、そんな作品が韓国文学には多いように感じられます。もちろん『カステラ』のように、そういう堅苦しいこと抜きで楽しく読める作品も多いですが、その国の歴史や文化、人々の暮らしや思いを知ることができるのが海外文学を読む醍醐味ですね。

月が出るころには寝ています

今日は午前中に会議があり、早々と外回りに行くことはできませんでした。また午後の早い時間にオンラインの説明会に参加しなければならなかったので、昼ごろに勤務先を出て帰宅し、午後は在宅勤務にしました。

というわけで帰宅途中、近所のマクドナルドに寄って昼食を買いました。それがこちら、この季節の定番、月見バーガーです。今回は「芳醇ふわとろ月見」のセットです。ポテトはデフォルトのMで、ドリンクはこれまたこの季節限定の「月見マックシェイク」をチョイスしました。

シェイクはプリン味で、あたし好みです。たまにはマックもよいですね。胃が欲します。食べたくなるものです。ちなみに、母にも「きなこもちとあんこの月見パイ」を買ってあげました。

この秋は、あともう一回くらいは食べたいですね。

最後にご報告。この数日動作がおかしかったPC切替器のキーボード。今日はノートPCの電源を落とし、切替器のケーブルをすべて抜いた上で再起動。改めてケーブルを差し込んだら、何事もなかったかのようにキーボードが復活しました。

PCのことなどをご報告

あたしは勤務先でノートPCを二台使っていると、以前に書きました。そしてPC切替器を使って、ディスプレイとキーボードとマウスを外付けで接続しているとも書いたと思います。

そのPC切替器が、昨日から調子が悪いです。スイッチで切り換えることはできますが、切り換えることができるのはディスプレイとマウスだけで、キーボードが切り替わらなくなってしまいました。切り替わらないと言うよりも、キーボードが認識されていないようなのです。

マウスもそうですが、キーボードはノートPCのは使いづらいから外付けにしているわけで、それができなくなってしまったのですから不便この上ない状態です。勤労意欲も減退してしまいます。

ケーブルを外したり、PCを再起動してみたりしましたが、今日も修復できません。あとは何を試せばよいのか、ちょっと途方に暮れています。切替器を介さずにキーボードを直接ノートPCに繋げば問題なく使えるので、問題は切替器にあることだけははっきりしています。

さて、どうしたものでしょう。このままずっとキーボードが使えないのは不便ですし、ノートPCを使い分けるたびにキーボードのケーブルを抜き差しするのは、これまた不便この上ないです。もうしばらく試行錯誤してみます。

勤務先のPCがそんな状態なので、外回りに出ている方がストレスがなくて心地よいです。そんな営業回りの途次に見つけたのがこちらのおにぎりです。

「銀河のしずく いわて牛とごぼうのすき煮風」と書いてあります。牛肉ももちろん入ってはいましたが、ごぼうの方がしっかりと入っている食感でした。味付けは濃いめなので、若者に人気が出るのではないでしょうか。

そんな営業回りが終わって帰宅して、朝日新聞の夕刊を広げたら、ヨーロッパ企画の上田誠さんを見つけてしまいました。「来てけつかるべき新世界」再演なのですね。ヨーロッパ企画の舞台はチケットが取れないで有名ですが、まだ少しは残っているのでしょうか。

最後に、再びPCの話に戻ります。

これもまた以前にこのダイアリーに書いたことがありますが、使っているメールソフトを「Thunderbird」から「ThunderbirdPortable」に変えたら、プラグインの時刻指定送信が動作しなくなってしまいました。それでこれまた不便だなあと思っていたのですが、一週間ほど前から動作するようになりました。どうしてでしょう? 「ThunderbirdPortable」のバージョンアップのお陰でしょうか。

何が理由かはわかりませんが、時刻指定送信ができるようになったので、非常に嬉しく使っています。