犬語の教科書は?

『猫語の教科書』というコミックを書店で見かけたので買ってみました。著者は名前くらいしか知らない、否、それすらも薄らぼんやりというくらいなので知っているというのもおこがましいレベルですが。

このコミックの元になっている小説版も出ているので、合わせて手に入れてみました。小説には『猫語の教科書』ともう一つ『猫語のノート』というのも出ているのですね。ちなみに、コミックはKADOKAWA、小説は筑摩書房からそれぞれ刊行されていて、同じ出版社ではありませんでした。

ところで、この手の作品、猫が登場するものはいくつもあるように感じます。しかし、犬となると極端に少なくなるような気がするのですが、それは気のせいでしょうか。確かにペットとしての飼育数は犬が猫に逆転されてしまっていますし、書店員さんにもネコ好きの方が多いように感じます。しかし、犬語の教科書だって存在してもよくないでしょうか。

とはいえ、それでも犬はまだまだ恵まれている方ですよね。小説やコミックにまるで取り上げられることのない動物の方がはるかに多いのですから。それに比べたら、犬の作品なんて掃いて捨てるほどあると言えるのかもしれません。そう考えると、萩尾望都の『イグアナの娘』は画期的な作品でしたね。

縁があったのですね

この盆休みの晩酌は、久しぶりに新潟の酒を飲んでいます。確かに、ここしばらく新潟の酒は飲んでいなかったなあと思っていたので、盆休みに入るタイミングで買ってきました。それがこちらです。

「越乃景虎」と聞けば、歴史好きの人であれば上杉謙信を思い出されることでしょう。上杉謙信なのですから、新潟でも上越の酒かと思いましたら、長岡のお酒なんですね。あたしもそこまで謙信に詳しくはなかったので、同社のサイトを見ていましたら、次のような文章を見つけました。

戦国武将が群雄割拠した時代に越後が輩出した英雄「上杉謙信」は、栃尾で多感な青年期を過ごし、その当時は元服名「長尾景虎」を名乗っていました。

上杉謙信って、長岡とも縁があったのですね。ちなみに越乃景虎を作っているのは諸橋酒造です。新潟で諸橋と聞くと、館分をやっている人間であれば『大漢和辞典』の諸橋轍次を思い出すでしょう。ただ諸橋轍次は新潟は新潟でも長岡の人ではないので、諸橋酒造と諸橋轍次に関わりがあるのかはわかりません。

諸橋轍次記念館は三条市にあって、三条市には「道の駅 漢学の里しただ」もあって、諸橋ブランドは他へは譲らないという感じがします。

聞いたことないよ!

少し前に白桃を買ったと、このダイアリーに書きました。その時は届いてすぐだったので、まだ硬くて甘さも全然なかったのですが、ここ数日はちょうどよい柔らかさになり、とても甘くて食べ頃になりました。毎日、とても美味しくいただいております。

というわけで、白桃は今日か明日にも食べ終わりそうです。そして次の日曜日に姪っ子たちがやって来るので、何か美味しいフルーツでもと思い、メロンをお取り寄せしました。二玉です。

なかなか大きくて立派なメロンです。こちらもまだ食べ頃まで少しありそうです。食べ頃の見分け方のチラシも入っていましたので、それを参考に観察しています。

ところでこのメロン、アサヒメロンと言います。夕張メロンや富良野メロンは誰もが聞いたことあると思いますが、アサヒメロンってご存じでしょうか。

あたしも今回ネットのお取り寄せサイトを見ていて初めて知ったのですが、これも北海道産のメロンです。夕張メロンが有名になった後に富良野メロンが現われたように、このアサヒメロンの次のブランドとして、これから有名になるのでしょうか。

肝心の味ですが、まだ食べていないのでわかりません。一応、赤肉のメロンだということですが、切っていないので、それすらも未確認です。美味しいのか、乞うご期待。