全3巻なのかしら?

最近、矢継ぎ早に刊行された早川書房の《台湾文学コレクション》、あたしも購入いたしました。

詳しいことはわかりませんが、早川書房のこのコレクションは全三巻で完結なのでしょうか? 本を開いても特にそのあたりのことは何も書いていませんが、どうなのでしょうね。

あたしが全三巻だと思う理由は、この子暮れクション以前に刊行されていた作品社の《台湾文学ブックカフェ》、書誌侃侃房の《現代台湾文学選》、いずれもが全三巻だからです。いや、もしかしたらいずれも全三巻と謳っているわけではなく、続刊の構想が進んでいるのかも知れません。

ただ、現時点では第3巻まで刊行されたところで刊行はストップしています。台湾ものって全三巻がトレンドなのでしょうか。まあ、中国史では「3」というのは鼎を連想させますし、三国時代もありますから、なんとなくバランスが取れているイメージはありますけれど……

2024年8月5日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー

大阪よりも広島です!

どちらが元祖なのか、本場なのか、そういう議論はおくとしても、お好み焼きと言えば大阪と広島で激しい争いを演じていると思います。どちらかに縁がある人であれば譲れない争いなのかも知れませんが、あたしのように東京の人間にはとっては、美味しければよい、というだけの話です。

ただ、ことお好み焼きに関しては、以前にこのダイアリーで書いたことがあるような気がします。曰く、あたしは大阪へ行ってもお好み焼きは食べたいとは思わない、ついでに言えば、たこ焼きも食べようという気は起こらない、と。

ところが出張などで広島へ行くことがあると、広島のお好み焼きは食べたくなるのです。その理由は実に単純ではっきりしております。それは、あたしが紅ショウガが嫌いだからです。

大阪のお好み焼きには、ほぼ必ず入っていますね。これが入っていなかったらお好み焼きではないと言わんばかりに入っていますし、たこ焼きも然りです。挙げ句の果てには、関西では紅ショウガの天ぷらなども売っていたりします。

紅ショウガ嫌いのあたしには信じられない光景です。しかし、広島のお好み焼きには紅ショウガは入っていません。なので、安心して食べられます。ただ、東京では広島のお好み焼きは大阪に押されている気がします。気軽に食べられる冷凍のお好み焼きでも大阪スタイルのものが大半です。

そんな中、近所のスーパーで見つけたのが一枚目の写真のお好み焼きです。わかば食品の「広島風お好み焼き 肉玉そば」です。このメーカーは大阪風のものも出していますが、広島風も発売してくれているのがあたしには嬉しいところです。

そして最近になって知ったのは、セブンイレブンでも広島風のお好み焼きを発売しているということです。こちらの商品名は「広島お好み焼き」とあって「広島風」ではないのです。

休日に両者を食べ比べてみましたが、それほど大きな違いは感じられませんでした。ソースの味がちょっと違う感じがするくらいで、あとは値段と好みの問題でしょう。