パンダを喰らう?

少し前から、東京の杉並区にある書店、サンブックス浜田山で文庫クセジュと白水Uブックスのフェアが開催中です。入り口入ったすぐのところ、レジの向かいで、このように大きな、クセジュはほぼ全点フェアが開催中なのです。聞いてみると、売行きもまずまずだそうです。ありがたいことです。

ちなみに、この浜田山という土地、大学四年まで住んでいた高井戸のお隣(京王井の頭線です)で、通っていた都立豊多摩高校の最寄り駅です。なので、とても馴染み深く、懐かしい街なのです。あたしの高校自体とはずいぶん様変わりしたところもありますが、昔のままの街並みもあります。浜田山へ来ると、高校時代にタイムスリップしたような気分になります。

そして営業回りの帰路、国分寺の駅ビル「セレオ」にこんなお店が出店していました。調べてみると、「花神楽パンダ焼き」というスイーツだそうです。

プレーンの他に、ポテト、カスタード、つぶあん、キャラメル、チョコレートのフレーバーがあり、組み合わせ自由で個数によって値段が設定されていました。あたしはプレーン、ポテト、カスタードをそれぞれ四つずつ、合計12個購入しました。

一つ一つはてのひらサイズどころか、親指よりちょっと大きいサイズなので、ペロリと一口で食べられます。否、一口なら二つ、三つは入りそうな、カワイイ大きさ、もとい、小ささです。

ところでウェブサイトを見て見ましたら、鎌倉駅の改札を出たところにも店舗があると書いてあります。それで思い出しました。時々営業で訪れる鎌倉、小町通りとは逆側の改札(江ノ電側)を出ると、すぐ右側にパンダカステラを売っている小さなお店があったなあ、と。

鎌倉へ行くたびに、ちょっと食べてみたいなあと思っていたものの、鎌倉で買っても、その後持って歩くのか、と考えてしまい、一度も買ったことがなかったのです。それが、こんな身近で購入できるとは嬉しい限りです。期間限定の出店で、セレオのサイトを見ると25日までやっているみたいなので、もう一回くらい買いに行ってみようかなと思っています。

遠近両用

中学生の頃は、2.0以上あった視力も、高校の頃から悪くなり、大学生の時にクルマの免許を取るためにメガネを作ったのが、メガネとの付き合い始めでした。

日常的には、騙し騙し過ごしているので、メガネをかけていませんし、コンタクトレンズも装着したことはありません。主にクルマを運転するときと、自宅でテレビを見るときくらいですね、メガネをかけるのは。

字幕が見づらくなって、もう何年くらいたつでしょうか。そして、この一、二年は細かい文字も読みづらくなってきました。いわゆる老眼ですよね。クルマ運転時用のメガネを二つ持っていたのですが、一年ほど前に一つを踏んづけて壊してしまい、それからはメガネを一つしか持っていませんでした。

でも、そろそろ視力もまた落ちている感じがしてきたので、眼鏡を新調しようと思って、近所のOWNDAYS(オンデーズ)に行って来ました。浅野忠信の「目がマンガみたいになっちゃってる」のCMでお馴染みですよね。あたしも同じような状況だと思い、なんとなく親近感を持っていました。

と思ってお店に行ったら、なんと元乃木坂46の齋藤飛鳥のポスターが貼ってあるではないですか。現在何かしらのタイアップ中なのですね。タイアップについてはよくわかりませんが、とにかく飛鳥ちゃん、カワイイです。

そして齋藤飛鳥がかけていると、メガネもカッコイイと言いますか、オシャレに見えますね。タイアップ商品は、お値段もちょっと高めでした。

お店の入り口近く、一番目立つところに並んでいたのは、それよりはもうちょっとお安い、11000円~12000円クラスのものでした。遠近両用にすると、遠くも近くもこれ一本なのですが、プラス6000円ほどお値段が上がってしまいます。

ところが、本人に限り2本購入すると、2本目は半額になるとのこと。12000円や11000円の半額ですから、遠近両用のものを一本買うのも、遠と近を別々に買うのも値段的には同じことです。

そういうわけで、あたしは別々に買うことにしました。それが左の写真です。上のメガネが遠くを見るとき、クルマを運転するときのメガネ。下が本や新聞など、手近の細かい文字を読むときのメガネです。どっちがどっちなのか、わかりやすいように形やフレームが異なるタイプを選びました。

なんとなく、まだ慣れませんが、時間の問題でしょう。

今日の配本(24/07/17)

ふくすけ2024
歌舞伎町黙⽰録

松尾スズキ 著

薬剤被害を受けた親子とともに暴走していく「純愛のドラマ」が、全面大幅改稿! 毒と哀切にまみれた、怒濤のダークエンタテインメント。

36枚目シングルの感想を少々

先のダイアアリーで、乃木坂46の36枚目シングルについて、発表後に予想を云々と書いておきながら、結局、巷間言われていた五百城茉央のセンターはないだろう、ということくらいしか書いていませんでした。それではタイトルに偽りありですので、今回は簡単にあたしの感想を述べたいと思います。

まず、ここ何枚ものシングル発売に当たって書いていると思いますが、選抜メンバーが多すぎると思います。アンダーとのアンバランスが著しいのではないでしょうか。

選抜が19名で、アンダーが13名というのは、どう考えてもアンバランスだと思います。ここは選抜・アンダー16名ずつでよかったのではないでしょうか。

その上で、今回の選抜メンバーについて思うことを勝手気ままに書きますと、梅澤のような背の高いメンバーは中心線ではなく両サイドに置くべきだと思います。五百城茉央とか、それ以外のメンバーについても身長についてはそう思っています。

あと運営は、井上和・菅原咲月のペアはもう諦めたのでしょうかね。個人的にはこの二人が数年後にはかつての白橋のごとく、センターを両脇から支えるメンバーになると思っていたので、このところの両者の差には多少残念な気持ちがあります。

筒井あやめも、アンダーセンターとして十二分に頑張ったと思いますが、今回の位置は解せないところがあります。そしてアルノを選抜復帰させたのであれば、本当に歌えるメンバーで選抜を組むという、以前からあたしが言っているような選抜も見てみたいものです。そうなると、遠藤さくらや田村真佑といったメンバーがアンダー行きになりますが、それも致し方ないかな、と思っています。

そうなると、逆にアンダーの方が、林瑠奈を筆頭に歌えるメンバーが揃っているかも知れませんね。

後出しジャンケン

言霊というのはやはりあるようです。数日前に、このダイアリーで本物のメロンが食べたいと書きましたが、なんとそれが実現しました。それもスーパーで売っているカットフルーツなどではありません。

ご覧ください。カットされたものではありますが、立派な大玉のメロンです。シールには「ふらのメロン」と書いてあります。

メロンと言えば夕張メロンが有名ですが、知名度は劣るけれど富良野メロンも負けず劣らず美味しいよ、という話をずいぶん前に聞いたことがあります。そのころ東京のスーパーなどでも少しずつ富良野メロンを見かけるようになりました。

そんな富良野メロンをご近所からいただいたので、夕食後のデザートとして賞味しました。久々の高級メロン、とても美味しかったです。大満足の味でした。やはり、たまには食べたいものですね。

さて、昨晩の「乃木坂工事中」で乃木坂46の36枚目シングル選抜メンバーが発表されました。ネット上ではいろいろな情報が飛び交っていましたし、誰が選抜に選ばれるのか、誰がセンターを務めるのか、そういう話題がファンにとっては楽しいものです。

ただネット社会の弊害なのか、誹謗中傷、自分だけが正しいと信じて疑わないような意見が散見どころか、かなり多く見られるのは悲しいことです。ファンじゃない人やアンチなのでしょうけど、あえてネットに書き込む必要性が感じられません。

さて発表されてから予想を書くのは後出しジャンケンと言われても仕方ありませんが、事前予想ではセンター五百城茉央という声が大きかったように感じます。でも、あたしは五百城茉央はセンターというタイプではないと思っています。五期生曲のセンターを務めはしましたが、グループ全体のセンターという印象は持っていませんでした。

ファンの間では「人気から見て、某々が最有力」「センターじゃないのはおかしい」という意見が見られますが、その「人気」というもの、誰がどうやって客観的に計測しているのでしょう。ミーグリの完売速度やグッズの売上など個人戦の指標もありますが、あくまで一部ですしファンからは内情までは見えませんから。ですから、ネットでファンが「人気から考えると……」という意見、あたしは信用していません。

とはいえ、そんなものよりももっと客観性が低いですが、やはりセンターに向いている人とそうでない人っていると思うのですよね。フォーメーションのどこに置いても目を惹かれる人と、センターに置くことによってより輝く人といのがあると思います。

筑摩書房が厚い!

最近は気付くと筑摩書房の本を買っている気がします。それだけあたしの琴線に触れるタイトルが多いということなんでしょう。

そんな中、最近購入した『日中15年戦争』がかなり分厚い一冊でした。なんでもかつて他社で刊行されていた上中下の三巻本を一巻にまとめてしまっているのだとか。それでは厚くもなるはずです。

もともとちくま学芸文庫は分厚いタイトルが多い印象を持っていましたが、本書はその中でも一、二を争う厚さなのではないでしょうか。きちんと調べたことはありませんが、そんな気がするくらい分厚い一冊です。

ちくま学芸文庫に比べると薄いものが多いちくま新書ですが、こちらもここ数年は分厚いタイトルが増えているように感じます。最近ですと、『アッシリア』や『アフリカ哲学全史』などは、そもそも新書ではなく、単行本の上製で刊行すべきタイトルなのではないかと思います。

数日前の新聞記事にもありましたが、文庫が1000円の壁を突破して数年が経とうとしています。この間、読者の間にも文庫や新書が安くてお手軽という意識は薄くなり、厚みのあるものだったら、それなりの定価になるという新(?)常識が定着しつつあるようです。そうなると出版社も値段を上げやすくなりますし、それに応じて分厚いタイトルも作りやすくなっているのかも知れません。

そういう流れがよいことなのか否か、俄には判断できません。もちろん資材など諸々の価格が高騰しているので、書籍だって正当な対価をもらわなければ出版活動が成り立ちません。もともと本は安すぎた、という意見も聞かれます。その一方、文庫や新書の性格を考えるのであれば、1000円の壁突破はよいとしても、際限のない高価格化や頁数増加は一考すべきなのかも知れません。

と、他社のやり方に口を出す資格など、平気で500頁を優に超える上下本を毎月のように刊行している出版社勤務のあたしにはありませんが、分厚くなる文庫や新書に対して、筑摩書房の単行本は、ご覧のようにますます薄くなっているような気がします。

というわけで、本日のダイアリーのタイトルを見て「厚い」じゃなくて「熱い」じゃないの、と思われた方もいらっしゃると思いますが、あえて「厚い」で書いた次第です。

たまには本物が食べたい

チョコのDARSに期間限定でこんなフレーバーが発売されていました。メロン味です。

チョコとメロンってどうなのかな、思ったのですが、あたし個人の感想としては、思いのほか美味しかったです。チョコとしても美味しいですし、メロンも十分感じられます。

しかし、メロンを味わうと、やはり本物のメロンが食べたくなります。スーパーでカットされたメロンを買ってみることはありますが、そこまで不味くはないものの、本場で食べるメロンにはかないません。

このチョコを食べたために、かえってメロンが食べたくなるのは皮肉なものです。

いつになったら電子化するのか?

相変わらず、本、紙の本を買ってしまいます。最近は多くの本が最初から電子版も刊行されているので、電子版を買えば収納場所に困ることもないのですが、やはり紙の本を買ってしまいます。

そんなあたしが、最近久しぶりに買ったのが平凡社の東洋文庫です。中国学を始めとして東洋学、否、オリエント世界の学問に携わっている人であれば、平凡社の東洋文庫のお世話になったことがある人は多いのではないでしょうか。

よくもまあ、こんなニッチな本を翻訳して出版してくれたものだ、と思うようなタイトルが目白押しのシリーズですね。東京に住んでいると、駒込にある東洋文庫という専門図書館と勘違いする人も時々いますが、こちらは平凡社のシリーズの名前です。

そんな久しぶりに買った東洋文庫に対して、最近は毎月のように何かしら買っているちくま新書、今月買ったのがこちらの2点です。

アフリカの哲学なんて、もうタイトルだけで興味津々です。アフリカに哲学なんてあるの、というのが正直な印象です。哲学があるなら、それを伝える著作もないといけないのではないかと思うのですが、果たしてどんなものでしょう。まだ読んでいないので、これからのお楽しみです。

そうしてもう一つは、あたしの専門である中国ものです。最初に書いてはありますが、「満洲」を「満州」と書くのは、実はあまり評価しないのですが、一般向けの新書という性格上割り切るしかないのでしょう。