2024年4月のご案内

2024年4月に送信した注文書をご案内いたします。

   

まずは春先の恒例、語学辞典のご案内。そして5月のNHK「100分de名著」が『魔の山』なので対訳本です。そしてこちらも毎月恒例の「今月のおすすめ本」です。また今年はベートーヴェンの第九初演から200年ということなので、『日本の「第九」』をご案内。

   

そして刊行当初から絶好調の海外文学、『恐るべき緑』が二回目の重版に入ったご案内です。さらに海外文学の好調は続いて、『別れを告げない』も重版が決定しました。また今月も語学書の重版が多くなりましたので、それだけでご案内しました。語学書と言えば新刊の『パンダに会いに行くための中国語』が最初から動きがよく、発売前重版となりました。

 

そしてそんな語学書のおすすめ本のご案内。最後に西洋美術館で中世写本の展覧会が始まるので、関連書のご案内です。

別の女優さんだったのですね

前々から気になっていた韓国映画「The Witch 魔女」「THE WITCH/魔女 -増殖-」がWOWOWで放送されたので視聴しました。ある組織の実験によって作り出された戦闘、破壊に特化した少女を巡る物語です。一回見ただけでは設定や背景などがちょっと理解しづらかったので、視聴後にネットの情報などで補いました。

第一作では、主人公の幼い少女が親切な夫婦に育てられ、思春期を迎える頃に組織に見つかり、組織から送られてきた刺客たちと死闘を繰り広げるというストーリー。ただ組織に見つかったと思っていたのが実は逆で、少女の方がマスコミの前に姿をさらすことによって組織側の人間をおびき寄せた、ということらしいです。

そして圧倒的なパワーで刺客たちを倒した少女は組織の本部に乗り込んでいく、というところでエンディングでした。さて、この後はどうなるのか、というところで映画は終わっていて、この時点で続編の製作は進んでいたのでしょうか。初めから前後編、あるいは三部作と発表されていたのでしょうか。

続いて第二作。第一作の続きかと思いきや、時間軸としては同じようなところが描かれているようです。こんどの主人公はやはり少女です。第一作の主人公の少女と双子という設定らしいです。

あたしは第一作の少女と第二作の少女は同じ女優さんが演じているのかと思いました。だって、よく似た顔立ちでしたから。でも違いました。最後のシーンで第一作の主人公が現われて、姉妹が顔を合わせたのですが、似ているような似ていないような感じでした。

第二作の主人公の少女は第一作の少女よりも更に強く、実験体としてはほぼ完全な作品だそうで、強さがパワーアップしていました。この第二作の時に第一作の主人公は実験施設を襲っていたようですが、その理由は何だったのでしょう。姉妹の母を探していたのでしょうか。それともこんな非人間的な施設を破壊しようと思っているのか。

この映画、噂によると三部作らしいので、近い将来にこれらの謎を解き明かす、大団円の最終作が公開されることでしょう。どんな結末になるのか、いまから楽しみですが、たぶん映画館には見に行かないでしょう。