今日の配本(24/02/29)

房思琪の初恋の楽園

林奕含 著/泉京鹿 訳

高級マンションに住む13歳の文学好きな美少女・房思琪は、憧れの国語教師から性的虐待を受ける関係に陥り…。台湾の実話に基づく衝撃作。解説:小川たまか。

スターリングラード(上)

ワシーリー・グロスマン 著/園部哲 訳

『人生と運命』(みすず書房)の読者が待ち望んだその前編となる全三巻。人情味あふれる物語が居間のランプに照らされ、戦場の火炎に炙られる。市民と兵士に、さらにはドイツ兵にも同情の視線が注がれたポリフォニックな群像小説。

すばらしい孤独
ルネサンス期における読書の技法

リナ・ボルツォーニ 著/宮坂真紀 訳

本書はおもにルネサンスの人文主義者たちを読者という観点から捉え、彼らの読書行為と著作との関係を読み解こうとする試みである。読書と創作をめぐる著者の考察は、論述の対象を特定の著者や作品に絞り込むのではなく、読書と創作を切り口にルネサンスの人文主義者たち(そして、プルーストまで)を有機的に結び付けているところに既存の研究とは異なる特徴があり、ルネサンスと古典との関わりに新たな視点を与えてくれる。

濁点とか多言語対応とか

先日の関西ツアーで感じたこと、気づいたことを少々。

たまたま看板を見て改めて気づいたのですが、「鶴橋」って「つるばし」ではなくて「つるはし」なんですね。つまり「BA」ではなく「HA」ということです。

大阪は「橋」が付く駅名(地名?)が多いですが、天満橋、淀屋橋、京橋、日本橋、どれも「橋」は「ばし」と読み、濁らずに「はし」と読む地名は思いつきません。なので、「鶴橋」も「つるばし」だと思っていたら、あれ間違えた、濁らずに「つるはし」と読むんですね。

濁らないといえば、関東の茨城は「いばらき」ですけど、大阪の茨木は「いばらぎ」だと、これまた長いこと信じ込んでいたのですが、大阪の茨木も濁らずに「いばらき」と読むようです。駅の看板には「き」と表記されています。この歳になって学ぶことがまだまだたくさんあります。

こういう表記ついでに思い出しましたが、新幹線の車内放送やドア上部の電光掲示って日本語と英語で表記・放送されています。でも、これもそろそろもう少し多くの言語に対応できないものでしょうか。少なくとも中国語と韓国語には対応してもよいのではないかと思います。

英語は国際語、どこの国の人でもある程度はわかるだろうという理屈もわかりますが、これだけ海外から多くの人が来ているのですから、英語以外も充実させてもよかろうと思うのはあたしだけではないと思います。

読みたい本と読んでもらいたい本

久しぶりに(?)本の紹介を少々。まずは読みたいなあと思って購入した本から。

森見登美彦著『シャーロック・ホームズの凱旋』です。どこの書店へ行っても売れているみたいですね。特に関西では地元作家ということもあって非常に盛り上がっていました。同時期に万城目学さんの新刊もありましたので、書店の分芸勝利場がとても元気でした。

ところで、シャーロック・ホームズ関係の本がこのところ目につくような気がします。特にアニバーサリーイヤーということではないと思いますが、定期的にブームがやって来るのか、いつでもそれなりの根強い人気作品だから、ということなのでしょうか。

そう言えば香港発のホームズ、『辮髪のシャーロック・ホームズ』も面白く読みましたが、実はあたし、ホームズ自体は全く読んだことがないんですよね(汗)。

続いては読んでもらいたい本です。

それは、このたびUブックスとなって再登場、台湾の作品『房思琪の初恋の楽園』です。房思琪は「ファン・スーチー」と読みます。主人公の女の子の名前です。

この作品、子供の性被害を扱った作品で、単行本刊行時に読んだときは、とても苦しくて痛いと感じました。こんな作品を読んで欲しいというのは、つらさを押し付けるようで気が引けるのですが、それでもこの作品は読まれるべき一冊のはずです。

#MeToo運動やジャニー喜多川、松本人志問題が世間を賑わしている昨今の日本。小川たまかさんの解説にありますが、小説だから描ける世界がここには確かにあると思います。

今日の配本(24/02/27)

グローバリスト
帝国の終焉とネオリベラリズムの誕生

クィン・スロボディアン 著/原田太津男、尹春志 訳

本書は、1920年代から現在に至るまで百年にわたる国際政治経済史を背景に据えながら、この40年、散々語り尽くされてきたように思われるネオリベラリズムの起源と発展に関して、理論的にも歴史的にも新たな光を当てる試みである。

新版 〈賄賂〉のある暮らし
市場経済化後のカザフスタン

岡奈津子 著

ソ連崩壊後、独立して計画経済から市場経済に移行したカザフスタン。国のありかたや人びとの生活はどのような変化を遂げたのだろうか。

今日の配本(24/02/26)

フランス教育システムの歴史

ヴァンサン・トゥロジェ、ジャン=クロード・リュアノ=ボルバラン 著/越水雄二 訳

フランスでは平均して15年間、学校教育を受ける。子どもから青年期までの人間形成に重要な時期を、家庭や教会や労働の場から、学校という専門機関に委ねるようになるには、いかなる過程を経てきたのだろうか。本書は、古代ギリシアから現代まで、教育システムが形づくられた過程を、七つのテーマに沿って多面的に浮き彫りにする。

いろいろ届いておりました!

先週の関西ツアーと京都観光の間に、いろいろと注文していたものが届きましたので、それをまとめてご紹介したいと思います。

まずは、もうじき12th YEAR BIRTHDAY LIVEが行なわれますが、一年前に行なわれた11回目のバスラのブルーレイです。公式の発表ではパッケージに誤植があったそうですが、まあ、それはよいでしょう。

前回の11回目は初日が全体ライブ、二日目から四日目が五期生、四期生、三期生の期別ライブ、そして追加公演の五日目は二代目キャプテン、秋元真夏の卒業コンサートという日程でした。その五日間のライブが収録されたブルーレイと特典映像のブルーレイで構成された「完全生産限定豪華盤」です。時間を見つけて、じっくり鑑賞したいと思います。

続きましては、同じく乃木坂46。その五期生の写真集『あの頃、乃木坂にいた』が発売になりました。修学旅行を手イーマとした日常感、学生生活感のあふれる一冊となっています。

表紙カバーは4タイプありまして、最初の二点は楽天ブックス版(左)と通常版(右)になります。通常版はやはり全員が登場しているパターンなんですね。

そして次の二点は、セブンネットショッピング版(左)と紀伊國屋書店版(右)です。通常版以外は五期生11名が3名、3名、4名に分かれて登場していて、ファンは推しメンが大きく移っている版を大量購入しているのでしょう。かくいうあたしも、ご覧のように一冊ずつではありますが、全タイプを購入しております。

表紙カバーが異なれば、裏表紙も異なるのは予想がつくところでしょう。次の写真2枚はどちらも裏表紙になります。

帯の色を見ればわかると思いますが、まず一枚目の写真の左はセブンネットショッピング版の裏表紙(左)と楽天ブックス版の裏表紙です。

最後の写真の左は通常版の裏表紙、右は紀伊國屋書店版の裏表紙です。こうして見ますと、通常版は表も裏も五期生

全員が写っている写真が使われていますが、それ以外の3タイプはそうではありません。裏と表を会わせれば全員が写っているのかと思いきや、必ずしもそうではないようです。たとえば楽天ブックス版の場合、表は中西アルノ、池田瑛紗、井上和、小川彩の四名で、裏は奥田いろは、冨里奈央、五百城茉央。小川彩、菅原咲月の五名で、小川彩が両方に登場しています。表裏どちらにも登場していないのは川﨑桜、岡本姫奈、一ノ瀬美空の三名です。

楽天ブックス以外も同様で、表と裏で全員を登場させようという意図はないようです。あたしがもし出版社の担当編集者だとしたら、表と裏で全員が登場するようにしたいと思いますが、事務所側はそういう要望は出さなかったのでしょうかね。

金平糖は高級品ですね

相変わらず京都の話です。そして、やはり食べ物の話題です(汗)。

京都百万遍にある、金平糖で有名な緑寿庵清水へ行ったと書きましたが、そこで購入した金平糖をご紹介します。

こちらは天皇誕生日を記念して作られた限定商品「特別記念 五色の金平糖」です。包み紙を開けると、桐の函に入っています。のし紙もちょっと高級な雰囲気を醸しだしています。

緑寿庵清水のインスタグラムを見ますと、あたしたちが訪れた本店でも一日20個限定の商品のようです。午前中に行ったから運よく買えたのでしょう。ラッキーです。

のし紙を外すと、菊のご紋(?)と金平糖の文字、そして緑寿庵清水と小さく書かれています。めったやたらに食べてはいけない感じです。とはいえ、それほどのありがたみも感じずに食べてしまうのでしょうけど……

そして遂に函の蓋を開けますと、ご覧のようにビニール袋に入ったカラフルな金平糖が現われます。味はどんな感じなのでしょう。オーソドックスな金平糖だと思いますが、通常販売商品とは、それなりに違うのでしょうか。そして、食べ比べとして、あたしにその違いが判別できるのでしょうか。ちょっと不安です。

購入したのは限定商品ばかりではありません。一般的な小袋の商品も買っています。今回は六種類のフレーバーを買ってみました。

巨峰、めろん、天然水サイダー、林檎、苺、バニラの六つです。わが家には巨峰と林檎と天然水サイダーを残し、あとの三つを姪っ子たちに送ってあげました。果たしてどんな感想が聞けるのでしょうか。

最後にざるに入った金平糖はさくらの金平糖です。ウェブサイトには

塩漬けした「八重桜」の花びらと軸に分けて、軸を煮立ててお色と香りを取った「桜の金平糖」と、花びらが緑色に見える希少な「御衣黄桜」をイメージしてお作りした「緑衣黄桜の金平糖」

とあります。見た目にはこの時季らしい金平糖ですが、商品節目の文章を読むと、子供よりも大人向けの金平糖のようですね。ちょっと塩っぱいのでしょうか。

京都では食べてばっかり?

鹿苑寺金閣の参観を終え、次の目的地へ向かう前に阿闍梨餅で有名な満月に立ち寄りました。本店へ行くべきかと思いましたが、金閣の門前に支店があるので、ここでもいいか、と考えた次第です。

阿闍梨餅を購入した後に向かったのは、母が今回の京都旅行で行ってみたいと言っていた緑寿庵清水、金平糖のお店です。金閣からタクシーで百万遍へ向かいました。ふだんの営業で京都大学生協には何度も来ているので、非常に慣れた場所です。

金閣の参観が短い時間で済んでしまったので、予定よりは少々早い工程でお昼にすることにしました。向かったのは京極六角にある京極かねよ、つまりうなぎです。前の晩のいづもやで、あえてうなぎを選ばなかったのは今日の昼にここへ来ようと思っていたからです。

何を食べたのかは、鰻屋ですから言わずもがなでしょう、あたしは「きんし丼(上)」に「肝吸い」を付けました。母はたぶんきんし丼は食べきれないと思い、「ちょっといっぷくお吸い物セット」をチョイス。これは、きんし丼も小ではありますが、メインです。そしてうざくとお新香、肝吸いではありませんが、お吸い物も付くという、母くらいになると分量もちょうどよいメニューだったのではないでしょうか。

ところで、緑寿庵清水から京極かねよに着いたのは11時を少し回ったくらいの時間。もう営業しているのかと思いましたが、昼は11時半からとのこと。というわけで、寺町通りを少し北へ進んだところにある鳩居堂に行ってみました。よさげなレターセットでもあれば姪っ子へのお土産にしようと思ったのですが、ちょっと大人っぽい絵柄ばかりだったので断念し、そろそろ時間になる頃合いなので、京極かねよに戻りました。

京極かねよでお昼をいただいた後、実は母が一番行きたいと言っていた、四条河原町交差点から少し奥まったところにある、千枚漬けで有名な村上重本店へ向かいました。腹ごなしに寺町通りをぷらぷら歩きながら向かいましたが、母もあたしもお腹がパンパンに膨れた状態でした。

お漬物はあまり日持ちがしませんが、漬物大好きな母はあれやこれやいろいろ選んでいました。そしてここの千枚漬けは妹家族にも食べてもらいたいなあと以前から思っていて、本店からなら地方発送もやってもらえるので、妹家族の分も京つけもの購入いたしました。

帰りの新幹線は3時半ごろなので、まだ十二分に時間があります。ではせっかくここまで来たのだから、八坂神社にお参りによってみるか、ということになり四条通りをさらに東へ向かいました。その途中で目に留まったのが茶寮都路里です。お茶で有名な辻利がやっている喫茶店です。

時間は十分にありますし、京極かねよを出た後、四条河原町を経由して歩き通しでしたので、母も疲れていると思いお茶にすることにしました。母は「抹茶わらびもち」、あたしは「味くらべ」をいただきました。抹茶の味わいが疲れた体に染み渡りました。

都路里でのんびりとお茶した後は、目的の八坂神社へ行きましたが、なんと人前結婚式が行なわれていて、南楼門の前に新郎新婦をはじめとした親族が整列していて、巫女の先導で舞殿の脇を通って本殿へ入っていきました。あたしと母は眺めているだけでしたが、居合わせた観光客の多くはスマホを向けて撮影していました。特に外国からの旅行客にとっては異国での伝統的な結婚式の様子を見る機会は少ないと思うので、興味津々の様子でした。

そんなこんなで新幹線の時間も迫ってきたので、八坂神社を出て四条通りでタクシーを拾い、荷物を預けてあるホテルへ戻りました。金平糖やお漬物など、その日買ったお土産をカバンに詰め、京都駅の新幹線ホームへ向かいました。果たして今回が母とのサイトの旅行になってしまうのか……

鹿苑寺金閣

母との京都観光、二日目にして最終日。

今回泊まったのは京都駅前に建つ新阪急ホテルです。直前の関西ツアーでは梅田の新阪急ホテルに泊まっていたのですが、阪急ホテルの連チャンです。

そして、まず向かったのは、母もあたしもこれまで一度も訪れたことがなかった鹿苑寺の金閣です。数年前に金箔の張り直しが終わって、金閣寺と言うよりも金箔寺と呼んだ方がよいくらいの輝きでした。

この日の天気予報では曇り時々雨、むしろ雨が主役のような、あいにくの空模様と言われていたのですが、写真をご覧いただければわかるように、そこまで悪くはなりませんでした。パラパラと雨が落ちてくることもありましたが、薄日が差す時間帯もあったりして、観光に支障が出るようなことはありませんでした。

そして目的である金閣。金閣寺と呼びたいところをグッと堪え、やはり鹿苑寺金閣と呼ぶべきだと思っている自分がいます。9時からの拝観ですが、9時半くらいに到着したので、観光客はまだ多くなく、修学旅行とおぼしき学生たちも少し来ている程度でした。ですので、このように人っ子一人写っていない写真が撮れました。

教科書や観光案内のポスターなどで見慣れた金閣を写真に収めると共に、初めて見た側面や裏側も興味深いものでした。それにしてもキンキラキンですね。印象としては大改修が終わってあまりにも白くなりすぎた姫路城を思い起こさせます。

そう言えば、学生5人くらいを案内しているおじさん、たぶん観光タクシーの運転手さんではないかと思われますが、金閣の三層の説明をしていました。仏舎利を知らない生徒たちには苦笑を禁じ得ませんでした。

そう言えば、別のグループでは「君たち、弘法大師って知ってる?」と聞かれてポカンとしている生徒たちに、「じゃあ、空海って知っているでしょ?」とさらに聞かれても答えられないグループがいました。もうちょっと勉強してくれよ、とあたしもついつい愚痴っぽくなってしまいました。もちろん心の声ですが。

さて、境内の植え込みにこんな花を見つけました。いや、花でいいのですよね。見た感じはスズランのような形をしています。あたしは植物に疎いので、それに植栽のところに名札が建っていなかったので、これがどんな植物なのかわかりません。

金閣を巡ると、あまり見るところも少なく、あっという間に参詣路が終わってしまいます。もう少しじっくり見たとしても、意外と短時間で参観できてしまう場所ですね。金閣を見終わった後の参詣路脇には、こんなところがありました。

看板には「銀河泉」と書いてあります。そして、そのすぐそばにあったのが最後の写真。こちらは「巌下水」とあります。どちらも室町幕府・三代将軍、足利義満に縁のあるもののようです。

義満で思い出しましたが、あたしが子供の頃に見ていたアニメ「一休さん」では、まだまだ将軍としてギラギラ政務を執り行なっていた義満が出て来ますが、義満が出てくるシーンでは必ず金閣が舞台として登場していた記憶があります。

子供心にも、きらびやかな金閣、そして派手好きな義満の性格は、お坊さんである一休さんの暮らしぶりと対照的で、なおかつ一休さんは後小松天皇の子供だということが、判官贔屓的な感情を呼び起こしていたと記憶しています。史実ではないでしょうが、子供の頃にテレビアニメで見ていた舞台に自分がいるというのは不思議な感覚ですね。

ただ、義満がここで政務を執っていたのはまだ理解できるとして、ふだんの寝食もここで行なわれていたのでしょうか。目の前の金閣からはとても生活感を感じられません。あるいは当時は金閣のそばに、義満の生活の場、また側近たちが勤務する場としての建物がもっと建ち並んでいたのでしょうか。そんなことが気になりました。

親孝行は親が生きているうちに?

関西ツアーを月曜から水曜までこなし、普段であれば、そのまま水曜日の夕方に帰京です。あるいは木曜まで関西ツアーをやっていたかもしれません。しかし今回は帰京せず、木曜日に休暇を取って、京都観光をしました。

前々から母を京都旅行に連れてこようとは考えていたのですが、なかなか機会が作れず、そんなこんなで母もあたしもかなり歳を取ってしまいました。これは急がないと足腰が覚束なくなりそうと思い、意を決して今回実行に移したわけです。

水曜日は、あたしはまだ仕事をしていましたが、母に東京から京都まで来てもらい、仕事が終わる5時半頃に京都駅で待ち合わせ。そのままホテルに荷物を置いて夕食へ出かけました。食べに行ったのは先斗町のいづもやです。四条大橋のたもとにあるお店です。

いただいたのは写真に写っている、瓢箪形の器に京料理が入っている「ひょうたん弁当」です。天麩羅付きでいただきました。あたしはこのお店には過去に何度か来たことがありまして、毎回このひょうたん弁当を食べています。

運ばれてきたときは、名前そのまま、ひょうたんがお盆の上に鎮座していますが、三段重のようになっていまして、広げると二枚目の写真のような感じになります。ご飯と味噌汁、お漬物が別に並んでいて、この後、天麩羅が運ばれてきました。母だと、この量でも十分すぎるようで、天麩羅もあったので、相当お腹もいっぱいになったようでした。

ちなみに、写真の後ろはガラスで、外は鴨川です。夏になると納涼床が設置されることになります。京都の人に聞くと、納涼床とは言っても暑い夏の屋外は夜になっても蒸し暑く、冷房の効いた店内で食事をする方がよいとのことです。納涼床で食事をしたがるのは観光客が中心なのですかね・

観光客と言えば、当日のいづもやも外国からの人たちが大勢食事に入っていました。それほど高いお店ではないですし、かしこまった作法が必要というわけでもないので、外国からの人でも入りやすいお店なのだと思います。あたしと母がいただいたようなザ・和食というメニューもあれば、うなぎやしゃぶしゃぶといった選択肢もあるので、そういうところも外国の方には人気なのかも知れません。