何か出来そう?

本日の朝日新聞紙面に、今年の展覧会などの情報がまとめて載っていました。基本的には朝日新聞主催のものですよね。「行きたいなあ」と思うものや「初めて聞く名前だ」というもの、、いろいろ並んでいましたが、あたしの目を惹いたのはこの展覧会です。

国立西洋美術館で6月から8月にかけて行なわれる「内藤コレクション 写本-いとも優雅なる中世の小宇宙」です。

中世の写本と言えば、昨年末にあたしの勤務先から『中世の写本の隠れた作り手たち』という新刊を刊行したばかりですし、これまでも『中世の写本ができるまで』『写本の文化誌』といったヒット作を刊行しております。写本の美しさに負うところが多いですが、このジャンルは確実のファンがいるんですよね。この展覧会も人気の展覧会になるのではないでしょうか。

あたしの勤務先の書籍も、美術館のミュージアムショップに並べてもらえれば、そこそこ売れるのではないかなあ、と今から取らぬ狸の皮算用をしております。あとは、この三点で書店フェアを企画しますかね。

僕が見たかった青空

北京の大気が汚くて、青い空を見ることがほとんどないと言われているのは、日本のニュースでも取り上げられているので、ご存じの方も多いでしょう。あたしがかつて北京に行ったころは、オリンピック前だったので、街全体が工事中で、どこもかしこも非常に埃っぽかったのを覚えています。

昨日のダイアリーでご紹介した写真も、デジタルではなく数十年前のアナログ写真をスキャンしたものなので色褪せている部分もありますが、やはり北京の空はすっきり晴れることが少なかったなあ、といまさらながら思います。ただ、もちろん大気の状況が悪かったのは確かですが、非常によく晴れた日もあったことも事実です。

こちらこちらのページに掲載した写真を見ていただけるとわかるように、こんなにすっきりと晴れ渡った北京の空もあるのです。空模様に助けられ、われながら非常によく撮れた写真だと思います。

辰年からの連想で九龍壁が登場し、そこから懐かしい訪中時の写真に話題が移ってしまいましたが、もう一度「龍」に話を戻すと、2018年の暮れに横浜の中華街へ行ったとき、通りの上にこんな飾りがあったのを思い出しました。別に辰年でもないのに龍が飾られていたのでどうしてでしょう。やはり中華圏の縁起物と言えば龍なのでしょうか。

あと、あたしたち世代ですと、こんな映像を思い出す方も多いのではないでしょうか? アニメ「まんが日本昔ばなし」のオープニングです。このメロディーとアニメーション、懐かしいと思う方も多いのではないかと思います。少なくとも、あたしたちの世代なら誰もが子供のころに見ていた番組だったと思います。

辰年なんだから、地上波で再放送してもよいのではないでしょうか?