セピア色っぽい気がしたのですが……

昨日のダイアリーで紹介した『TRIANGLE magazine』ですが、写真を見ると今回の日向坂46の小坂菜緒のカバーだけが茶色っぽいような気がしました。なので、もう一度、現物を確認してみました。

写真だから、そんな色合いで写ってしまったのかと思ったのですが。こうして並べてみますと、やはり小坂菜緒だけ色味がちょっと異なりますね。

乃木坂46の3タイプも含め、他のカバーは白っぽいイメージで作っているのかと思いきや、乃木坂46の時も井上和だけちょっと違います。だとすると、この雑誌(?)自体がこういう編集方針なんですかね?

それにしても、昨日も書きましたが、次は10か月後なんですかね。これだけの写真を三名分撮り、インタビューもしているわけですから、それなりに準備にも時間がかかっていそうです。これまでの通例では乃木坂の次は櫻坂(欅坂)、そして日向坂という順番でしたが、日向坂が先になったというのは、第二弾の企画がスタートした時点での勢いの差が考慮したからなのかも知れません。

今日の配本(24/01/25)

テーマで学ぶノルウェー語
読む・聞く・書くの総合レッスン

青木順子 著

ノルウェー語を学びながら、ノルウェーの社会、文化、歴史、国民性など多面的に触れ、理解してもらうために18のテーマを各課で学べるようにしました。各課はノルウェー語テキストと日本語訳、単語リスト、文法解説と練習問題で構成されています。複数課おきにテーマ別の語彙のコーナーも設けました。「ノルウェー愛テスト」や「コラム」で息抜きもしつつ、テキスト、語彙、文法解説、練習問題でノルウェー語の読解力・表現力の基礎を完成させましょう。初中級者対象。

ビザンツ帝国の歴史
政治・社会・経済

ジャン=クロード・シェネ 著/根津由喜夫 訳

330年5月11日、コンスタンティヌスが自らの名前を授けて創建した「新しいローマ」は、1453年に陥落するまで、千年以上にわたって存続した。のちにビザンツと呼ばれるこの帝国は、いかにして存続できたのか? 政治・社会・経済・軍事・宗教・外交面など、どのように体制を整え、古代末期から中世へと移行していったのか?

第二弾は日向坂46!

クレジットカードの手違いで、たぶん予定より一日後れになったと思いますが、『TRIANGLE magazine』を落手しました。第一弾が発売されたのが2023年の3月でしたから、ちょうど10か月経って第二弾の発売となりました。

ずいぶん待たされたなあという感じもしますが、三人の写真集がそれぞれ発売されるとなると、このくらいの時間が空くのも仕方ないですかね。

さて、今回取り上げられているのは日向坂46の三名です。

第一弾が乃木坂46から三名、山下美月賀喜遥香井上和、つまり三期生、四期生、五期生から一名ずつというバランスでした。ちなみに三冊とも中身は同じで、カバーが異なるだけです。

一期生も二期生も卒業してしまったので、現役の各期から一名ずつ、エースを選んだ、そういう布陣ですね。一人数十ページのボリュームですから、ちょっとした写真集と言えます。

そして今回の日向坂46は、ご覧の三名。もちろん三冊とも中身は同じで、カバーが3タイプあるというだけのことです。うまく乗せられて、3タイプとも買ってしまいました。

その三名というのは、小坂菜緒金村美玖正源司陽子です。二期生二人と四期生という組み合わせです。一期生から四期生まで揃っている日向坂46だと、そこからうまいこと三名を選ぶのは難しいところです。

人気としては、まだまだ一期生だって負けていないと思いますが、ここで一期生を外したのは、日向坂46も世代交代を見据えているのですかね。だって、こういう人選って出版社側からもリクエストはするでしょうが、おおむね運営側の意向が優先されると思うので。一期生はともかく、三期生も外れるとはちょっと意外でしたが、この手の雑誌の表紙としては、この三名の人選は妥当なところではないでしょうか。いや、正源司陽子は数人抜きの大抜擢かも知れません。

こうなると、また10か月後に第三弾が出るとしたら、こんどは櫻坂46から三名が選ばれるのでしょうか。あるいは坂道グループ以外のアイドルが選ばれるのでしょうか。

ビールによく合う?

近所のセブンイレブンで、こんな菓子が売られていたので、ついつい買ってしまいました。カルビーのかっぱえびせんです。

あたしが子供のころから食べているスナックです。懐かしい味と思いきや、「焦がしバター味」と書いてあります。「やめられない、とまらない」のCMソングでお馴染みの、あの癖になるしょっぱさが「焦がしバター」とどう調和するのでしょうか。近いうちに賞味してみます。

そして、もう一つ買ってしまったのが、同じくカルビーのポテトチップス。

パッケージには「冬ポテト」とあります。こういう商品にそれほど詳しくないのですが、「冬ポテト」ってこの時季の限定商品なのでしょうか? ウェブサイトを見ると「冬ポテト」には「粉雪ソルト味」と「トリュフ香るチーズ味」の二つがあるようです。

チーズ味は、たぶん美味しいと思いますが、気になるのは、トリュフがどの程度香るのか、ということです。ただそれ以前に、あたしがトリュフの香りを嗅ぎ分けることができるのか、という問題がありますが……

最後に、これは酒のつまみではなく、単なるおやつで選んだスイーツです。「富良野メロンのホイップもこ」です。

要は、シュークリームです。富良野メロンというよりも、抹茶味のような見ためです。そして中のクリームはメロンの果肉をイメージしたオレンジ色です。なかなかの大きさで、食べでもあります。

こちらは現在開催中の「北海道グルメフェア」の商品です。このフェアではいろいろな商品が展開されているようですが、近所のセブンイレブンはそれほど大きな店舗ではないので、全部の製品が置いてあるようには思えません。

東交民巷

本日は懐かしい話を。

新刊の『清朝滅亡』を寝床で読んでいまして、ちょうど半分くらい読みおわりました。義和団の乱で各国公使たちが北京の東交民巷地区に立てこもり天津からの救出部隊を待っている状況です。

北京籠城と言えば、東洋文庫『北京籠城・北京籠城日記』ですよね。ちなみに平凡社のウェブサイトでは「籠城」ではなく「篭城」と表記されていますが、本に印刷されているのは「籠城」の方です。

話は戻って、東交民巷。当時の公使館街です。あたしが最後に訪中したのは2007年で、北京五輪前ですし、16年も前になりますから、北京の街もまるっきり様変わりしていると思います。ですから、あくまであたしが最後に訪中したころの話ですが、そのころの東交民巷は、まだ公使館街の面影を残すような建物がいくつか残っていました。下町の風情もありましたが、それでも落ち着いたたたずまいを感じさせる地域だと感じました。

あたしが20年前くらいに、しばしば訪中していた(隔年で一回くらいですが……)ころに泊まっていたのは崇文門に建つ新僑飯店でした。表通りは前門へ向かう大通りと東単へ向かう大通りが交わる大きな交差点で、地下鉄の崇文門駅が交差点の地下にありました。そして、そんな新僑飯店の裏通りが東交民巷だったのです。ホテルを出て、東交民巷をそぞろ歩いて天安門広場に向かったことが何度もありますし、王府井で買い物をした帰りも、東交民巷まで南下して、東交民巷を歩いてホテルへ戻ったものです。なので、とても馴染み深い通りです。

もちろん義和団のころに、このあたりに外国人居住者が立てこもっていたという歴史は知っていましたから、そんな時代に思いを馳せながら歩いたものです。外国人と言えば、『北京のモリソン』のジョージ・アーネスト・モリソンもちょうど北京にいたころですね。このモリソンの蔵書が、東京の六義園に程近い東洋文庫に所蔵されているというのも、先程の平凡社東洋文庫と繋がるような、繋がらないような……(汗)

さて当時の思い出話をしますと、その新僑飯店の斜向かいにも哈徳門飯店というホテルが建っていて、そこに北京ダックで有名な便宜坊が入っていました。新僑飯店に泊まっているときは滞在中に一度はダックを食べに行ったものです。

また北京にも日本的なスーパーマーケットが増えてきたのもこの頃で、崇文門の交差点を南下するとすぐ右手に崇文門菜市場があり、これはいかにも昔ながらの北京の庶民が使うマーケットという感じでしたが、さらに南下すると真新しい新世界商場という巨大ショッピングモールがありました。ホテルの部屋で飲むミネラルウォーターや室内履きにしていたカンフーシューズはここで調達していました。マクドナルドや吉野家も当時は入っていたと記憶していますし、便宜坊の支店もありました。

あたしが体験した北京はそんな感じで北京五輪前で止まったままです。いまはまるっきり知らない町だと思えるほど変わってしまっているのでしょう。

話は『清朝滅亡』に戻りますが、いまのところ主人公は西太后です。時の皇帝は光緒帝です。まだしばらくは登場し続けるでしょうが、この二人は相継いで亡くなるのですよね。そして中国語辞典で著名な井上翠『松濤自述』を読みますと、井上翠が北京を訪れたときに光緒帝と西太后の葬儀が行なわれていたとのことです。

そんな井上翠の最晩年、謦咳接したのが『白水社中国語辞典』の伊地智善継先生で、その伊地智先生に、あたしも晩年の十年、お世話になりました。そう思うと、この西太后の時代、北京籠城のころが一気に身近に感じられます。

最後に、東交民巷は文字面からもわかると思いますが、天安門の東側にある路地ですが、天安門の西側には対になる西交民巷という路地もあります。あたしはそちらの通りも歩いてみたこともあるのですが、東交民巷に比べると情緒というか趣が感じられない通りだったという印象です。

2024年1月21日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー

ちくま新書を6分の4

ほんの数日前のダイアリーで、もう本を置くスペースがない、これからは電子書籍にしないとダメか、と書いたばかりなのに。またまた買ってしまいました、ブツとしての本を! それがこちら。

筑摩書房のちくま新書です。

今月のちくま新書は6点刊行されているのですが、なんとそのうちの4点を購入です。3分の2ではなく、あえて6分の4と主張してしまいました。

ところでちくま新書に限らないのですが、あるレーベルのその月の新刊、半分くらいが興味深く、ついつい買ってしまうようなタイトルだったりすることがあれば、ある月には全く興味をそそられるタイトルがない時もあったりします。これは不思議な現象です。

不思議と言えば、昨年来、平安時代、紫式部、源氏物語、藤原氏関連の新書がこれでもかというくらい刊行され続けているのは大河ドラマの影響なのはわかりやすい現象ですが、そういう外的要因に思い当たるものがないのに、中国ものがあっちからもこっちからも刊行される月があったり、あるいはヨーロッパ史関連の新書がやけにたくさん刊行される月があったりと、そういう現象も新書を追っていると時々起こります。

なまらでっかいシュー

わが家の近所に、ヤオコーというスーパーがあります。埼玉をメインに展開しているスーパーマーケットのチェーンのようですが、都内にも何店舗かあります。その一点がわが家の近所にあるのです。

そのヤオコーで北海道フェアが開催されていまして、こんなスイーツが売っていたので本日のおやつとして買ってみました。「なまらでっかいシュー」です。以前にも北海道フェアが開催されたときに売られていたような気がしますが、買ってみたのは今回が初めてです。

北海道江別市に本社を構える、ベイクド・アルルの商品です。北海道のスイーツは、多少は知っていると思っていましたが、こちらのメーカーは知りませんでした。なんとなく、乃木坂46の五期生、中西アルノを思い出させる名前ですね。

ウェブサイトを見ますと、シュークリームがメインというわけではなく、カヌレなどいろいろなスイーツがあるようです。ヤオコーの北海道フェアには他のスイーツは置かれていなかったようですが、できれば他のスイーツも食べてみたいですね。

そして、この「北海道なまらでっかいシュー」ですが、大きさがすごいと言うだけでなく、あたしにとって嬉しいポイントがあります。それは包まれているクリームがカスタードではなく生クリームだという点です。ウェブページには

思わず手に取ってしまう見た目のインパクト!食べ応えも大満足のボリュームを実現致しました。北海道産の小麦粉と鶏卵を使用したシュー皮に、こだわりのふんわりクリームをやさしく包み込んだ、特大シュークリームです。

とあり、特に生クリームだとか、ホイップクリームだとは書いていません。でも写真をご覧いただければわかるように、きれいな、雪のように白いクリームがビッシリと詰まっています。少し前に、あたしはシュークリームはカスタードよりも生クリームの方が好きだと、このダイアリーに書いた記憶があるのですが、理想的なクリームでした。ちなみにシューは、乾いた感じではなく、しっとりタイプの柔らかいシューでした。

フェア、やってます!

既に昨年のうちにスタートしていますが、南大沢の東京都立大学生協で、あたしの勤務先のフェアを開催中です。この時季は試験などもあり、学生が学校に来る機会が減ってしまいますが、その一方で先生方が公費で書籍を買える年度末になるので、売り上げも期待したいところです。

そして都立大生協に続いて、年明けからは中央大学生協でもフェアが始まりました。写真は、開催中のフェアの模様です。これだけの規模のフェアは久しぶりですね。

分厚くて、値段もそこそこ張ってしまう書籍から、比較的お手軽な語学書まで、ほぼすべてのラインナップが並んでいます。先生、学生、そして職員の皆さまに是非立ち寄っていただければと思います。

ところで、この中央大学生協のフェアを見に行ったら驚きました。なんと、お隣では岩波書店のフェアが開催中だったからです。畏れ多くも天下の岩波書店さんと同時開催とは、気恥ずかしいものです。

売り上げでは岩波書店には勝てないと思いますが、逆に岩波書店のフェアを目当てで来店した方が、うちのフェアにも目を向けてくれると嬉しい限りです。フェアの終了はどちらも同じなので、少しでも食らいついていければなあ、と思っています。

それにしても各大学、コロナが明けてキャンパスに学生が戻ってきて、かつての賑わいが復活していますね。だからこそ、こういうフェアも実施できるわけで、フェアの開催は他の大学にも広がっていくだろうと思います。