ぶち壊し屋(下)
トランプがいたホワイトハウス2017-2021
ピーター・ベイカー、スーザン・グラッサー 著/伊藤真 訳
本書は、歴代大統領を取材し続けてきたホワイトハウス主任記者が、300に及ぶ独占インタビューのほかプライベートな日記やメモ、メールなどの一次資料に基づいて、混乱に満ちた始まりから暴力的な結末に至るまでのトランプ政権のすべてを網羅し、その内情を詳細に描き出した決定版である。
ピーター・ベイカー、スーザン・グラッサー 著/伊藤真 訳
本書は、歴代大統領を取材し続けてきたホワイトハウス主任記者が、300に及ぶ独占インタビューのほかプライベートな日記やメモ、メールなどの一次資料に基づいて、混乱に満ちた始まりから暴力的な結末に至るまでのトランプ政権のすべてを網羅し、その内情を詳細に描き出した決定版である。
このところめっきり寒くなってきました。昼間はまだしも、朝はずいぶんと冷え込んでいます。いや、このところ昼間も寒い日が多くなってきましたね。
そんなわけで、わが家でも朝はストーブを使うようになりました。まだ早いかと思いつつも、やはり寒さには勝てません。それにあたしは早起きなので3時半くらいには起きているのですが、気温はそこから下がっていくのですよね。あたしが家を出る6時ごろがたぶん最低気温を記録する時間帯だと思います。
それはさておき、新潮選書から『ロベスピエール』という本が発売されました。著者は高山裕二さん、あたしの勤務先でも著訳書を何冊も出されている方です。
そして、あたしの勤務先からも同名の『ロベスピエール』という本を出しています。新潮選書の方は
フランス革命で政敵を次々と粛清、最後は自らも断頭台で葬られたロベスピエール。「私は人民の一員である」と言い続けた元祖〈ポピュリスト〉は、なぜ冷酷な暴君に堕したのか。誰よりも民主主義を信じ、それを実現しようとした政治家の矛盾に満ちた姿から、現代の代議制民主主義が抱える問題の核心を鋭く問う画期的評伝。
恐怖政治によって革命を破滅に追い込んだ独裁者でもなく、共和政の美徳を謳いあげた「清廉の士」でもなく。等身大のロベスピエールへ。
という内容です。どちらも「彼は巷間語られているような、狡猾な独裁者ではないぞ」というスタンスの本のようです。現在のロベスピエール研究ではそういう評価なのでしょう。興味深いものです。
書店では、新潮選書は新書・選書コーナーに置かれていると思いますので、あたしの勤務先の『ロベスピエール』と併売するのは難しいかも知れませんが、世界史のフランス史の棚で併売していただけたらとても嬉しいです。
そしてもう一点、地平社から4月に『世界史の中の戦後思想』という本が出ていたことを知りました。
自由民主主義と資本主義のシステムが揺らぐなか、私たちはどのような思想に依拠できるのか。世界システムの歴史的展開をたどり、その文脈から日本の「戦後思想」を再考する。
という内容の本なのですが、似たようなタイトルの本が、あたしの勤務先から出ていました。それが『「戦後」の思想』です。こちらは
ヨーロッパを揺るがしたナポレオン戦争、普仏戦争、第一次・第二次世界大戦、そして現在、カントからハーバーマス、デリダにいたる思想家は戦後、いかに戦争について思考していったのか。
という内容です。
マリーズ・コンデ 著/くぼたのぞみ 訳
ニュー・アカデミー文学賞を受賞した、世界に誇るフランコフォン作家マリーズ・コンデの少女時代のメモワール。今年4月に他界した作家への追悼出版。
今月、似たような新書が異なる出版社から刊行されました。それが写真の二点です。
朝日新書の『限界の国立大学』と中公新書の『大学改革』です。カバーや帯を見ますと、どちらも「法人化20年」と書かれています。そういうタイミングだから刊行が重なったのですね。ありがちなことです。
それにしても、国立大学の法人化っていったい何だったのでしょう。果たして成功したのか、失敗だったのか、その結果は20年経って既に顕著に現われているのでしょうか。
そう言えば、国立大学ではないですが、あたしの勤務先も2016年に『消えゆく限界大学』という本を刊行しています。子供の数が減っているのはずいぶん前から言われていますし、ますますの東京一極集中で、地方は大学に限らず疲弊していますよね。大学というのはその象徴的な意味合いがあるのかもしれません。
大晦日の風物詩、NHK紅白歌合戦の出場歌手が発表されました。昨年は、落選からの復活を果たした櫻坂46が話題となり、その一方、同じ坂道グループの日向坂46が落選という明暗が分かれた結果となりました。そんな昨年を受けての今年です。
ファン、特に日向坂46ファンの間では、「坂道グループの枠が二つなら、乃木坂46が落選することはないだろうから、櫻坂と日向坂で交互に出るようになるのではないか」といった予想もされていました。確かに、NHKが事務所やレコード会社の意向を無視して出演者を決めているとは思えないので、この予想にはそれなりの見通しもあったのでしょう。
ところが蓋を開けてみますと、今年も坂道は乃木坂46と櫻坂46が出場、日向坂46は二年続けての落選となってしまいました。CDの売り上げを客観的に評価したら、日向坂よりも櫻坂だったのでしょうか。ただ、それを言うのであれば、日向坂よりも売れていない出場歌手はゴロゴロといますから、やはり坂道派二つで、事務所が櫻坂の方を選んだのでしょう。
ファンの間では、宮崎でのフェスも話題になり、今年は復活だと期待していた向きもあるかと思いますが、非常に残念な結果になってしまいましたね。ところで坂道枠が二つなら、乃木坂が落選して、櫻坂と日向坂が出るという可能性はあるのでしょうか。ただ、乃木坂が落選したら、坂道グループ全体の凋落を象徴してしまいそうで、やはりそれはあり得ないでしょうね。
話は変わりますが、乃木坂46二期生、岩本蓮加の写真集、落手しました。
ミニPCを買ったということは、このダイアリーで既に書いていますが、MINISFORUMの製品です。最初はGEEKOMの製品にしようかと考えていたのですが、どちらのショップもIntelかAMDかを、まずは選ぶことになります。
あたし自身はどちらが好きという信念などはなく、ネットの情報などでも甲乙つけがたいようなので、あとはスペックと価格で決めよう、と思っていました。ただ、自宅でメインPCとして使ってきたHPのデスクトップが「AMD Ryzen 7 3750H」なので、今回はIntelにしようかな、くらいの思いはありました。
ところが、これも既に書きましたように、たまたまセールで安くなっていた商品、つまり今回購入したミニPCが「AMD Ryzen 9 8945HS」ということで、またまたAMDの製品を買ってしまったというわけです。
ちなみに、デスクトップPCのメモリが16GBなのに対して、ミニPCの方は64GBと、大幅にパワーアップしております。HDDも1TBありますので、余裕を持ってさまざまな作業ができそうです。
十数年ぶりに見ている大河ドラマ「光る君へ」ですが、あたしは日曜日の昼、BSP4Kで視聴しております。放送前から言われていたように、大きな出来事があるわけでもない時代なので、最終回に向けて大盛り上がり、という感じはしません。
ただ、その後の歴史を知っているからなのか、一時代の終わりを感じさせるものはあります。そして今日の放送では、かの有名な「望月の歌」を道長が披露する場面が描かれました。でも、肝心の道長の表情は晴れない感じでした。歌の内容とは真逆と言ってもよいくらいでした。
ところで放送されたのは本日ですが、現実世界の満月は昨日だったようです。つまり今日は十六夜ということになります。さすがに大河ドラマと言えども現実の満月の夜に望月の歌を合わせることはできなかったわけですね。
さて、この週末、こんなスイーツをいただきました。まずは昨日いただいたのはセブンイレブンの「北海道産クリームチーズのパンケーキ」です。これまでもセブンイレブンにはメープル&マーガリンのパンケーキがありましたが、これは新発売なのでしょうか。そして、果たしてレギュラーメニューになれるのでしょうか。
続きまして、本日のスイーツです。午前中にスーパーへ買い物へ行きまして、そこで見つけて買ってきました。
「しあわせスフレプリン」です。調べてみましたら、ドンレミーというところの商品のようです。サイトの商品ラインナップを見てみますと、スーパーなどで売られているスイーツのメーカーのようですね。見覚えのある商品や食べてみたことのある商品がいくつかありました。
で、今回のしあわせスフレプリンですが、量がちょうどよいです。昨日のセブンのパンケーキは二つ入りで、一つ食べれば十分お腹が満たされます。とても二つを一度に食べようという気にはなりません。ところが、このプリンは見た目は大きいようですが、実はそこまで大容量ではなく、食後のデザートに食べるのにちょうどよい量でした。
こんどはバナナクレープやプリンアラモードを買って食べてみたいと思います。そしてサイトを見てみますと、「しあわせチョコスフレプリン」というスイーツもあるようです。これは店頭で見かけたことがないのですが、あたしの探し方が悪いのでしょうか。このスイーツもとても気になりますね。