あたしは苦手なんです!

サラリーマンのオアシス、立ち食いそば、あたしが回っているエリアですと、小田急沿線に「箱根そば」があり、東急沿線に「しぶそば」があります。そしてJRは駅によって店舗の名前が異なるのですが、立川駅には「清流そば」があります。

その立川駅の「清流そば」の店頭ポスターで現在のおすすめが写真入りで紹介されていました。それが「紅生姜のかきあげ」です。あれ、ついさっき、どこかで見たぞ、と思い出したのが、しぶそばの店頭ポスターです。

少し前に見かけたしぶそばでも「紅生姜のかき揚げそば」が、この時期のおすすめメニューとしてアピールされていたのです。冬って紅生姜の旬なのでしょうか? ただ旬なのか否かはともかく、あたしは紅生姜が大嫌いです。

牛丼屋でも紅生姜は不要です。あれを牛丼の上に敷き詰めて食べている人が信じられません。あたしからすると本当に信じられない光景です。ですから、もちろん大阪名物のたこ焼きもお好み焼きもダメです。あれって、ほぼ間違いなく紅生姜が入っていますよね。あれが苦手なので、あたしは大阪へ行ってもお好み焼きやたこ焼きを食べたいとは思いません。

お好み焼きもたこ焼きも決して嫌いではありません。ただ、そこに隠れるように入っている紅生姜がダメなのです。なので、紅生姜と無縁の広島のお好み焼きは大好きです。やはり紅生姜が入っていない明石焼きは食べたいなあと思います。それにしても、立ち食いそばの紅生姜推しは、どういうわけなのでしょう?

今日の配本(23/12/21)

王の逃亡
フランス革命を変えた夏

ティモシー・タケット 著/松浦義弘、正岡和恵 訳

憲法がほぼ完成しようとしていたこの重要な時期に、立憲制の要である君主が、革命支持の厳粛な誓いを破り、パリから逃れた――その衝撃は凄まじかった。感情の巨大な波が国中を駆けめぐった。フランス革命を変えた夏の真相に迫る記念的名著。