本日、見本出しです。(12月15日配本予定)
12月 2023のアーカイブ
今日の配本(23/12/08)
マチルド・ローランの調香術
香水を感じるための13章
マチルド・ローラン 著/関口涼子 訳
カルティエの社内調香師が、あなたの感性を磨く! みずみずしい記憶をよみがえらせる、全13章からなる「香りを感じるための哲学」。
近刊情報(23/12/07)
思い出の書店?
新しい書店がオープンするというニュースよりも、書店閉店の報せの方が多いような気がするこの数年。書店のない自治体がニュースで取り上げられるほど、書店の減り方は深刻なようです。ただ、他の業界と比べるとどうなのでしょうね。書店だけが特殊なわけではないと思うのですが。
新しい書店のニュースと言えば、先日大々的に報じられていた麻布台ヒルズに大垣書店が出店しました。大垣書店は京都を地盤とする書店です。その京都には中心部の四条河原町に蔦屋書店がこの秋オープンしましたね。
これらはむしろ稀な例であって、書店で景気よさげに取り上げられるのは、いわゆる独立系書店ばかりな気もします。お客としては面白いと思うものの、やはり街の本屋にもっと頑張ってもらいたいと思います。
そんな中、あたしが担当している東京の西へ延びる大手私鉄・京王線沿線で閉店のニュースが続けざまに飛び込んできました。その一つが啓文堂書店明大前店です。駅ビル内の小さめの書店ですが、明大前には他に本屋がないと思うので、近隣の人は困ってしまうのではないでしょうか。
そしてもう一つは、明大前からもう少し西へ、京王線で数駅乗ったつつじヶ丘駅前にある書原です。書原と言えば阿佐ヶ谷のお店が全国的に知られたお店でしたが、かつては多くの店舗が都内各地にありました。最後の一軒だったのですが、ここが閉店するということは書原がなくなってしまうということです。
実は、書原という書店はあたしが初めて行った書店なのです。営業に、という意味ではありません。生まれて初めて、自分で財布を持って本を買いに行った書店、という意味です。小学生の時から住んでいた杉並区の高井戸(これは京王グループですが京王線ではなく井の頭線です)駅は、高架下が商店街になっていて、そこに書原(当時は広和書店という屋号)があったのです。歩いて10分程度のところに住んでいたので、しょっちゅう書原には行っていましたし、時には本も買っていたのです。
最初の書店体験が書原というのは、今にして思うとなかなかディープだったと思いますが、それがあたしの人生にどういう影響を及ぼすことになったのか、それは今もってわかりません。しかし、そんな思い出の書店もずいぶん前に閉店していて。たぶん高井戸には新刊書店は一軒もないのではないでしょうか。本屋のない自治体も深刻な問題ですが、周辺人口比で考えた場合、東京など大都市の書店不足の方がもっと深刻なのではないかと思っています。
Monopoly
毎回、公式の発売日の前日には届く音楽CD。明日が発売日の乃木坂46、34枚目シングルを手に入れました。
今回も、Type-AからType-Dと通常盤、各一枚の購入です。それが右の画像です。ザッと見たところ、通常盤が一番ゴージャスに見えるのは、あたしの好みの問題でしょうか。
封入されている生写真は、中村麗乃、奥田いろは、岡本姫奈、矢久保美緒の四名、なんかアンダーメンバーばかりになってしまったのは、あたしにもっとアンダーを応援しろ、という圧力なのでしょうか(笑)。
まあ、乃木坂46の選抜制については、このダイアリーでも過去にいろいろ書いてきましたので贅言しませんが、やはりちょっと人数が多いですよね。あとは一度くらい両A面みたいなシングルがあってもよいのではないか、と思っていますけど、如何でしょう?
近刊情報(23/12/04)
グラコロ
これまであまり季節を意識していなかったのですが、マクドナルドのグラコロってこの時季の限定商品だったのですね。昔からよく食べていたなあと懐かしく思い出されます。
ただ最近はマックも値段が高くなっているので買いに行く機会がめっきり減ってしまいました。近所にマックがあるので、わざわざ買いにいくよう面倒臭さはないのですが、どうもこのところ足が遠のいています。アツアツのグラタンがサクサクの衣に包まれたグラコロ、美味しくて大好きです。
そんなこの冬、セブンイレブンでこんな商品を見つけました。セブン版のグラコロです。レンジでチンして食べるようです。
マックのようにキャベツやチーズが挟まっているわけではありませんが、ほぼ半額です。これはお得ではないかと買ってみました。さて、そのお味は?
自宅でチンして食べましたが、グラタンコロッケが単なるコロッケのようでした。マックのグラコロは、トローリとした本当のグラタンを食べている食感を味わえますが、こちらはやはりコロッケっぽさが先に来ます。ただ、しばらく食べていると、やはりコロッケではなくグラタンコロッケらしさも感じられ、これはこれで悪くないと思います。
キャベルやチーズ、グラタンのトローリとした味わいころないものの、この値段の差を考えれば十二分に満足できるグラコロだと思います。しかし、次はマックのグラコロをやはり賞味したいと思ってしまいました。
歌ウマ選抜とか……
昨日の日本テレビ系「ベストアーティスト2023」を視聴しました。司会は旧ジャニーズの櫻井翔が務め、旧ジャニーズのグループも何組か出演していましたね。それが一番の驚きでした。旧ジャニーズに対する出禁は少しずつ緩くなっているのでしょうか?
それはさておき、日向坂46とコラボしていた、いや、あれをコラボというのかはなはだ疑問ですが、「おぱんちゅうさぎ」ですか、あれはどういうキャラクターなのでしょう? あたしは今回のコラボで初めて存在を知りました。いや、ビジュアルというか絵面は見たことあるような気がしますが、あれが「おぱんちゅうさぎ」という名前だったことを初めて知った次第です。
まあ、アイドルというのは「カワイイ」と言われる商売ですから、ああいうコラボ・パフォーマンスはうってつけでしょうね。そもそも楽曲もうさ耳ダンスなわけですから。とはいえ、大人メンバーやクール系のメンバーにはあの手のパフォーマンスはちょっとキツいかな、とも思いました。
そして乃木坂46です。全体でのパフォーマンス「おひとりさま天国」は、いつもどおりでしょう。可もなく不可もなく、特に目立つような演出があったわけでもありません。むしろ今回注目されたのは松任谷由実とのコラボではないでしょうか?
ユーミンとのコラボと聞いて「一緒に歌って大丈夫か?」と思ったのですが、昨今のユーミンの歌もなかなかのレベルなので、そこまで心配はしていませんでした。なおかつコラボするメンバーが乃木坂46の中では歌ウマと言われている久保(三期生)、林(四期生)、五百城、井上、奥田、中西(以上、五期生)の六人だということで、むしろ視聴が愉しみでありました。
しかし、どうだったでしょう。そもそもユーミンはそこにいなくて、過去のユーミンの歌唱とコラボするって、最近の技術のなせる技とはいえ何か物足りない、これだったら乃木坂46の六人だけで歌唱した方がよかったのではないかと思うような中途半端なコラボ、演出だと感じました。それにせっかく六人が登場しているのに、ソロ歌唱があったのは久保、井上、中西の三名のみ。フルコーラスではないので、他の三人がいた意味がわかりません。ソロの三人もキーが合わないのか、曲調と合っていないのか、いまひとつ実力を出し切れていない感じがしました。
とはいえ、ゴールデンの大型音楽番組でグループのパフォーマンスとは別にこういう企画に参加させてもらえることもありがたいですし、林や奥田といった選抜出ないメンバーを抜擢したことも評価してよいのではないでしょうか。ファンの中には、このメンバーに伊藤理々杏、中村麗乃、柴田柚菜を加えるべきだという声もあるようです。あたしもそれには賛成しますが、このパフォーマンスの短さ、あくまでユーミンがメインという演出では、六名でも多すぎたと思いました。
クラッシュ?
わが家のクルマ、ぶつけてしまいました。
昨日の同曜日、母を乗せて買い物へ出かけたのですが、ちょっと狭い道で向かいから佐川急便のトラックがやって来ました。トラックなので横幅があるので、それを避けようとして左側の交通標識のポールに左のドアミラーをぶつけてしまったのです。
擦っただけであればまだよいのですが、ミラーがポッコリと折れてしまいました。昔の単純な、後ろを見るだけのミラーであればボンドでくっつける、テープで巻くなど、応急処置もできるのでしょうが、うちのクルマのミラーは側方をチェックするカメラが付いていますし、それ以外にも手元でミラーの向きを変えるためのケーブルがいろいろ通っています。ボンドで応急処置というわけにはいきません。
いつも点検などをやってもらっている販売会社に持っていって修理を依頼すると、工賃込みで11万ちょっとかかるとのこと。冬のボーナスを前にこれは痛い出費です。この冬は母と京都へ旅行へ行く予定なのですが、それにも暗雲が立ちこめます。仕事用に先日購入したノートPCの支払いも残っていますし、八方塞がりです。
まあ、それでもあたしも母もケガをしていませんし、歩行者を巻き込んだわけでもありませんから、不幸中の幸いと言うべきでしょう。これでミラーだけでなくボディにまで傷やへこみができていたら、修理代は数十万は下らなかったことでしょう。
2023年11月のご案内
2023年11月に送信した注文書をご案内いたします。
まずは暮れの定番『クリスマスの文化史』を今年もご案内。そして月初め恒例の「今月のおすすめ本」、更に今年は昨年末に注文が伸びた『日本の「第九」』もこの時季ならではなのでご案内しました。そして今年のノーベル文学賞受賞、ヨン・フォッセの『だれか、来る』が緊急発売が決定したので、そちらもご案内しました。
11月は語学書の重版が多かったので、それだけで一度ご案内しました。また今年の業界一番(?)の話題作『中世への旅』がロングセラーになっているので、改めてご案内。ロングセラーと言えば、こちらも同じく『同調圧力』も4刷となりました。そして突然飛び込んできた山の上ホテルの閉館のニュース。そこで帯を一新した『山の上ホテル物語』もご案内しました。
下旬の恒例「今月のおすすめ本[語学書]」、そして新刊『脱成長がもたらす働き方の改革』に合わせて、ラトゥーシュの既刊『脱成長』の併売促進のご案内。最後は刊行即重版となった『地図で読む戦争の時代[増補新版]』のご案内でした。