中世の写本の隠れた作り手たち
ヘンリー八世から女世捨て人まで
メアリー・ウェルズリー 著/田野崎アンドレーア嵐 監修/和爾桃子 訳
テクストの作者から埋もれた本の発見者まで、中世の写本文化を支えてきた有名無名の男女の人生と作品を、カラー口絵とともに読む。
メアリー・ウェルズリー 著/田野崎アンドレーア嵐 監修/和爾桃子 訳
テクストの作者から埋もれた本の発見者まで、中世の写本文化を支えてきた有名無名の男女の人生と作品を、カラー口絵とともに読む。
今月上旬に「新・乃木坂スター誕生! 第4巻 Blu-ray BOX」が出たばかりだというのに、4月に「超・乃木坂スター誕生! 第1巻 Blu-ray BOX」の発売が発表されました。
まだ四ヶ月もあると言えばその通りなのですが、やはり発売がアナウンスされると、ずいぶんと続けざまだなあという感じがしてしまいます。この「乃木坂スター誕生」は今週末にライブもありますから、番組制作費を少しでも稼ぎだそうということなのでしょう。番組を毎週録画して見ているファンは多いでしょうが、ブルーレイになると未公開シーンやメイキングなど特典映像が付きますので、そこが制作側としては狙い目なのでしょう。
それはそうと、今回のブルーレイ、いくつかの販売サイトでは通常版の他におまけの付いた特別版が発売されます。アマゾンでは「オリジナルディスク収納ケース」、セブンネットでは「アクリルプレート」、VAPでは「スキットキャラトランプ」、そして楽天ブックスでは「A5キャラファイングラフ」が先着購入者特典となっています。その他の一般店では「スクエアポストカード(12枚)&フォトフレームセット」という購入特典が付くようですが、一般店がどこなのかよくわかりません。
熱狂的なファンであれば、各通販サイトで一つずつ購入して、特典もすべてコンプリートするのでしょうが、そこまでではないファン(あたしのように)であれば特典を比較吟味してどこのサイトで購入するかを決めるのでしょう。もちろん特典なんか要らない、ブルーレイだけでいいよ、というファンも大勢いることでしょう。
それもそのはず、特典の有無で価格が異なるからです。アマゾンの場合、35,200円で特典の有無で価格は変わらないようですが、セブンネットは特典付が35,200円、特典なしが27,104円という価格差、楽天ブックスも特典付が35,200円、特典なしが28,758円という価格設定になっています。特典の有無でこの価格差はちょっと考えてしまいますね。だったら特典は要らないや、と思ったファンも多いはずです。
そして、あたしが今よく理解できていないのが、楽天ブックスの特典である「キャラファイングラフ」というものです。サイズはA5判のようですから、それほど多いなものではありませんが、そもそもこの「キャラファイングラフ」って何なのでしょう? 調べてみると、とてもきれいな画像のようですが、A5判のきれいなブロマイドみたいなものなのでしょうか?
小黒康正 著
トーマス・マンが主人公カストルプの7年間に及ぶ結核療養所での滞在を描く。本書は原語でこの山に挑むための登山ガイド。
李立峯 編/ふるまいよしこ、大久保健 訳
「指揮組織なき運動」はどのようにして100万人規模にまで拡大したのか。雨傘運動から続く社会の意識変容を多様な視点から解き明かす。
ピーター・アクロイドの『魔の聖堂』を読み始めました。18世紀と現代のロンドンを舞台にしたストーリーです。章ごとに過去と現在が交互に語られる構成になっています。
最初の数章を読みおわったところなので、この後どういう展開になるのかまだわかりませんが、内容紹介には
18世紀ロンドンで建設中の七つの教会に異端建築家が仕掛けた企みと現代の少年連続殺人の謎。過去と現在が交錯する都市迷宮小説。
とあります。また帯には「魔都ロンドン」とも書いてあります。「魔都」といったら、あたしには上海しか思い浮かばないのですが、ロンドンも怪異には事欠かない都市ですよね。
それはともかく、読んでいるとロンドンの地名がたくさん出てきます。いまのところ主に通りの名前ですが、事細かく提示されています。これが北京や上海であれば、あたしも読みながら空想都市散歩ができるのですが、あいにくとロンドンは行ったことがありませんので、通りの名前が出て来ても、ロンドンのどのあたりなのか、どういう雰囲気の場所なのか皆目見当が付きません。
ロンドンに詳しい方であれば、楽しく読めるのでしょうね。
日常の営業活動では注文書が必需品です。その注文書を持ち歩くのには、A4判のルーズリーフを使っています。30穴のクリアリーフを取り付けて、そこに注文書を収納するのです。
ところで、あたしが学生時代はA4判よりもひとまわり小さいB5判のルーズリーフを使っていましたが、クリアリーフもポケットが半分くらいのものがもっとあったように思います。クリアリーフだけでなく、厚紙というのでしょうか、封筒のような用紙のハーフポケットもありました。
この半分のポケットって、注文書の出し入れにはとても使いやすくて重宝するのですが、文具店で探してもほとんど見当たりません。現在はで販売されていないのでしょうか。
この手のポケットは使っているうちに、端っこが切れてきて、注文書がストンと落ちてしまうので、定期的に新しいのと取り替えないとなりませんが、ハーフポケットのものが見つからないので、ほぼほぼクリアリーフになってしまい、個人的には非常に使いづらい思いをしております。
どうしてなくなってしまったのでしょう。というよりも、あたしが学生のころに比べて、文具店のルーズリーフのコーナーってずいぶんと縮小されていませんか。そんな気がします。
昨晩、CSのTBSチャンネルで放送されていた「乃木坂46 33rdSGアンダーライブ」を視聴し、今日はその前に放送された「乃木坂46アンダードキュメンタリー〜託された誇り〜完全版」を録画しておいたので視聴しました。
既に始動している34枚目ではなく、33枚目シングルのアンダーライブとそれに伴うドキュメンタリーです。昔からアンダラの熱量はすごいと聞いていましたけど、それを実感できる映像でした。歌番組での披露を除くと、いわゆる選抜でのライブというのはほぼありませんので、こうした少人数のライブ経験はメンバーにとってまたとない、貴重な経験になっていることがわかります。
既に、この時のメンバーのうち、向井葉月、黒見明香、冨里奈央の三名が34枚目では選抜に昇格しています。今回も選抜を逃したメンバーは悔しい思いをしていると思いますが、その思いを年明けに行なわれるアンダーライブにぶつけて欲しいものです。
今回のアンダーライブは、まずアンダー楽曲のセンターが中西アルノです。また休業明けの林瑠奈と岡本姫奈が復帰しているので見どころには事欠きません。
今回の楽曲「思い出が止まらなくなる」は、アルノがセンターなのによい意味で期待を裏切った爽やか路線の楽曲ですね。アルノがセンター、林も復帰、伊藤理々杏や中村麗乃といった歌えるメンバーが揃っているので、今まで以上にしっかり聴かせてくれるライブになるのではないかと期待できます。
それにしても、あたしはこれまで選抜のメンバーが多すぎる、16名くらいで十分だと言い続けてきました。でも選抜を減らして、アンダーの人数が多くなってしまうと一人一人にスポットが当たりやすいアンダラの良さが損なわれてしまいそうで、それはそれで悩みどころです。
現在の乃木坂46は、休業中の掛橋沙耶香と金川紗耶を除くと34名です。アンダーが14名で、選抜が20名という構成ですから、あたしが主張するのように選抜を16名に減らしたらアンダーは18名となります。休業の二人が戻ったらアンダーは20名となります。まあ、20名でもスポットライトは当たるとは思いますが、そうするのであればアンダーを2チームに分け、公会堂クラスの小さい会場を中心に全国隅々までライブで回ってもよいのではないかと思います。
ただ、来年は三期生や四期生から卒業メンバーが何人か出てきそうな気がします。そうなると乃木坂46を発展的に解消するのでもない限り、来年は六期生の募集が現実味を帯びてきそうですね。それにしても現在のアンダラの主役って「日常」なんですね。あたしは古いからなのか、アンダラと言ったらやはり「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」なんです。
講談社学術文庫の新刊『台湾の歴史』を購入しました。
この本は、かつてちくま新書で刊行された『台湾 変容し躊躇するアイデンティティ』を大幅に増補し、タイトルも改めて文庫化したものだそうです。そうなるとタイトルも異なるわけですから、別の本と言っても差し支えないでしょう。
では、どのくらい変わっているのか? そう思って、わが家の書架を探してみたのですが、ちくま新書版が見つかりません。2001年刊行の書籍です。手に入らないような古い本、というわけではありません。当然、その当時に買っていてしかるべき一冊の筈です。
ところが、わが家のちくま新書が並んでいる書架をいくら探しても見つからないのです。ちくま新書だし、著者は若林さんだし、あたしが買っていないわけはないのですが、どういうわけか見当たりません。
台湾を扱った新書もたくさん刊行されていますので、別の本と勘違いして、既に買っているはず、所蔵しているはずと思い込んでしまい、買い洩らしたのかも知れません。
今週の日テレ系「超・乃木坂スター誕生!」はアニソン特集でした。この世代のアイドルが見ているアニメって、もうほとんど知らないわけでして、それでも日本のアニメ文化は脈々と受け継がれているのを感じます。
「ほとんど知らない」と書きましたが、原作コミックを読んだこともなければ、アニメも見たこともないわけですが、タイトル(作品名)くらいはあっちこっちで見かけるので知っていたりします。特に人気のあるものだと書店営業に回ったときに目立つところに並んでいたり、店内にポスターが貼ってあったりするので、とりあえずタイトルくらいは脳内にインプットされるのです。もちろんどんなストーリーなのかはわからないままですが。
そして話は戻って乃木坂。五百城茉央、池田瑛紗、井上和、小川彩、中西アルノの五名で、アニメ『五等分の花嫁』の主題歌「五等分の気持ち」を披露したわけです。書店のポスターなどで、主人公の男の子とそれを取り巻く五つ子の女の子の物語だということは知っていましたが、主題歌もその五人姉妹が歌っているという設定なのですね。
まあ、かわいいアイドルが歌っているのだからそれでいいだろう、という感想なのですが、たまたま寝床でこのところ読んでいる『子宮』を思い出してしまいました。こちらは中国の盛可以の作品です。五つ子ではないのですが、五人姉妹が主人公の物語です。
実際には六人姉妹で、一人は幼くして亡くなってしまっていて、さらに彼女たち姉妹の最後に唯一の男の子がいます。そんな家族の物語ですが、たぶんアニメ『五等分の花嫁』とは並べるのが間違っているのは承知しています。ただ、男一人に女が五人という設定が、あたしにはこの作品を思い起こさせてしまって、そして『子宮』の強烈なエネルギーにあてられているので、アニメ『五等分の花嫁』の五つ子も歳を重ねれば『子宮』の五人姉妹のようになってしまうのだろうと思うのです。
ちなみに、アニメの方はわかりませんが、『子宮』の方の五人姉妹は五等分な人生を歩んではいません。個人の能力、性格、才能の違いで幸運を引き寄せられる者もいれば、不運な人生を送る者もいるという前提です。ただし禍福はあざなえる縄の如し、この先読み進めていくとどんなストーリーが展開されるのか愉しみでもあります。