ドイツ史1866-1918(下)
労働世界と市民精神
トーマス・ニッパーダイ 著/大内宏一 訳
本書は、『ドイツ史1800-1866 市民世界と強力な国家(上・下)』に続く、「19世紀ドイツ史三部作」の第二巻目だ。ドイツ帝国の成立を挟んで第一次世界大戦に至るまでのドイツが、「アンビバレント」な側面と問題性を孕みながらも、「モダン」な社会と文化に向かってダイナミックな発展を遂げていく様子が、社会・経済から宗教・教育・学問・芸術まで、分野ごとに詳述される。
JFK(上)
「アメリカの世紀」の新星 1917-1956
フレドリック・ロゲヴァル 著/高月園子 訳
1963年11月22日にテキサス州ダラスで暗殺された第35代アメリカ大統領ジョン・F・ケネディ(1917-63)――本書はその生涯を描いた本格評伝の前篇で、出生から大統領選出馬の決意を固めるまでの39年間の道のりをたどったノンフィクションである。