1ギガから10ギガへ

承前。

昨秋、自宅の地域がドコモ光の10ギガ提供エリアになったので、これまでの1ギガから10ギガへ変更を申し込みました。その折りに、1ギガで提供されていたひかり電話は使えなくなるので、以前のアナログ回線に戻す必要があり、まずはアナログ戻しを行ないました。

そして10月の上旬に切り替え工事が行なわれるはずだったのですが、工事に来た業者さんに「このまま工事を進めるとフレッツテレビが見られなくなりますよ」と指摘されました。そんなこと10ギガへの申し込み電話では何も聞かされていなかったので、急遽工事は取りやめ、フレッツテレビをNTT東日本からドコモへ店用の申し込みを行ないました。

改めて工事の日程を調整し12月上旬にで決まったのですが、当日いくら待っても工事業者が来ません。午前中の工事のはずですから9時過ぎには来るかと思っていたのですが11時を回ってしまいました。そこでドコモへ連絡すると、手続きに漏れがあって工事に取りかかれないとのこと、何度か電話をしたけれど着信拒否になっていて繋がらなかったと言われました。

オレオレ詐欺防止のための着信拒否機能なわけですから、拒否されない番号からかけてくれればよいものを、なんで0120で始まる番号からかけてくるのでしょう。まあ、そういうクレームはおくとして、ここでも工事はできず、工事日程をみたび決め直し、ようやく年明け、1月4日の午前中に決まりました。

そして先日、工事はあっけなく小一時間で終わり、わが家のネット回線は1ギガから10ギガに変わりました。パソコンのLAN端子が10ギガ対応ではないので、10ギガを存分に享受できるわけではありませんが、それでも計測結果を見れば速くなっているのがわかります。

グーグルで「スピードテスト」で検索した結果のインターネット速度テストをしてみたのですが、それが右の画像です。こちらはダウンロードが劇的に速くなっているようです。動画の閲覧など、わが家のネット環境はひとまず快適なようです。これでますます勤務先との差が開いてしまいましたね。

自宅をパワーアップ?

2か月ほど前に自宅の回線速度について書いたのを覚えていらっしゃるでしょうか? 三つの計測サイトで測定した結果をご覧いただきました。

三連休の最終日の本日、改めて同じサイトで測定した結果が下記のとおりです。相変わらずサイトによって数字がバラバラなのが笑えます。どうしてこういう結果になるのかはわかりませんが、こうなりました。

  

一番左の「インターネット回線スピードテスト」は数字がずいぶんと下がっていますから、回線スピードが落ちたということになるのでしょう。ところが「インターネット回線の速度テスト」では大幅にアップしています。

そして一番右の「ブロードバンドスピードテスト」ですが、ダウンロードの数字は微増ですが、アップロードの数字が爆上がりしています。これも理由がよくわかりません。

いや、理由がわからないと書きましたが、実はこの間に大きな違いが生まれています。上記の回線速度を計測した頃に自宅のひかり電話をアナログ回線に戻したというダイアリーを書きました。そのダイアリーの最後に「なんでアナログ戻しをしたのかと言いますと、それについてはまた今月中にでも改めて書く機会があると思います」と書いたのですが、数ヶ月を経てようやく書けるようになりました。

実は自宅の光回線を1Gから10Gに変更したのです。昨秋、ドコモ光のサイトを確認していたら10Gの提供エリアが広がり、わが家もそのエリアに入ったので10Gへの変更を申し込んだのです。ただ、結果的に2ヶ月半近くの時を要してしまいましたので、この巻の紆余曲折については稿を改めて書きたいと思います。

うーむ、ちょっと……

録画しておいた映画2本を視聴。どちらもJホラーに分類される作品です。

まずは「きさらぎ駅」です。

これは以前からネットでは語られていた、いわゆる都市伝説だそうですね。あたしはまるっきり知りませんでした。

主人公は大学で民俗学を専攻していて、謎の失踪事件に興味を覚え、七年たって戻ってきた女性に取材に来て、きさらぎ駅のことを知るわけです。そして自分もその女性と同じ段取りで電車に乗り、同じように異世界へ紛れ込んでしまうというストーリーです。

ネットの感想サイトでは、佐藤江梨子演じる生還した女性が、同じく異世界に閉じ込められている女子高生を助けたくて、いろいろな人を唆せて異世界に送り込んでいるのではないか、という考察がありました。確かにそれはありえると思います。その結果、無事に生還した女子高生と入れ替わるように主人公が異世界に取り残されてしまいましたね。

佐藤江梨子がその女子高生の高校で教師をしているのに女子高生が佐藤江梨子を知らないというのは、女子高生が佐藤江梨子の赴任前に在学していたのだと思われます。この女子高生はいったい何年くらい異世界に閉じ込められていたのでしょう。

異世界への入る手順とか、サバイバルゲームっぽい展開など、いかにもネットの都市伝説発の映画だなあと感じました。

続いては「N号棟」です。こちらは都市伝説ではなく、実話を基にした作品だそうですが、こんな団地の話、あたしは聞いたこともありませんでした。

ネットでは「考察系」と言われているようです。確かに、ストーリーをはじめとして理解できないところが散見していて、それを見る人それぞれが考えるように仕向けられている感じがします。

最大の疑問は、あの団地に住む人々は全員幽霊なのか、それとも生身の人間でちゃんと生きている人なのか、というところです。ちゃんと住んでいるのであれば住民登録だってされているでしょうし、地域との関わりもありそうですが、そんな感じはしませんね。会食の用意をしたりスマホを持っていたりするので、いわゆる世間を捨てて自分たちだけで自給自足しているグループではなさそうです。

しかし、この作品に付いていけない最大の理由は主人公の自分勝手さではないでしょうか。いくら死恐怖症とはいえ、あの気まぐれな感じ、自分勝手な言動、ヒステリックな態度、どれを取っても友達はおろか知り合いにすらなりたくはありません。